外交問題・右翼の独り言

外交問題

外交は相手国との折衝であり、妥協も必要であろう。だが、今日我が国のそれは、まるで宗主国へ貢物を持参するがごとし。ODA、輸出入銀行から莫大な円借款供与をしながら、感謝されるどころか、内政干渉すら受けている。国益を損なう事態ばかりではないか。

世界は日本を重宝している。金は出す、口は出さないから。世界のパトロンである。金の切れ目が、縁の切れ目の典型であろう。これでは真の信頼関係は熟成されるはずもなし。ましてや、我が国経済は不況真っ只中。「和を以って貴しと為す」の国民性は尊いが、世界への浸透は困難。主張すべきは主張する態度こそ求められ、それなくして主権侵害もやまず、領土問題解決もほど遠いであろう。

現在、最大の懸念は北朝鮮問題。この国に対し我が国が取るべき態度は、断固、北風政策である。

昨年9月の小泉総理訪朝。拉致被害者5人の帰国。北朝鮮は変わるかに見せ、その後何ら進展なし。

独裁国家、北朝鮮が存続し得たのは三つの施策による。一つ目は自国民に、北鮮こそ史上最高の楽園と思わせること。二つ目は食料配給制。三つ目は、高度な個人崇拝主義は国への批判は許さず、家族間にも存続する密告制度。

一つ目は、亡命者続出にも見られるごとく、破綻。生産性の低さは餓死者数百万人の犠牲を生み、配給もストップ。かろうじて残っているのが「国、即ち金正日に逆らったらひどい目に合う」という恐怖政治のみ。国民が飢えていようと構わない。軍のみが絶対。外貨獲得手段は、まあまともなのは兵器輸出ぐらい。後は、国を挙げての偽札作り、麻薬製造販売、他国を脅して金品を奪うというひどいもの。

このような国、我関せずで放っておけば崩壊するのに、近隣諸国は崩壊時の激震が怖いばかりに援助を続ける。太陽政策でもって軟着陸させようとの考えはわからぬでもないが、その結果が軍備増長であり核兵器開発。ますます近隣を震撼させている。

下手に出れば付け上がる。北朝鮮の性癖はこれまでの経緯からも明らか。ならば近隣が一致団結し、一切の援助停止、窓口封鎖、その上で崩壊時に予想される危機への対処に備えるのが良策ではないか。「飢えた北朝鮮国民を救え」との美名も、援助物資は全て軍部が隠匿する事実からも虚しい。本当に国民を救うためには体制崩壊以外あるまい。

経済的破綻を来している北朝鮮が、なぜミサイル、核を保有できるのか。それは、日本より、技術、ハイテク製品、資金が不正流出しているからに他ならない。北朝鮮系商社のみならず、メーカーも不正を承知で輸出。技術協力までする。さらに資金面は、在日朝鮮人の里帰り、朝鮮総連の送金等、ノーチェクで年間一千億円近くが流れている。不定期で新潟港はじめ日本海側へ就航する北朝鮮貨客船「万景峰号」へは禁輸品がそれこそ山のように積み込まれ、本国へ運ばれて行く。日本円もしかり。厳しいはずの税関も何を配慮し、及び腰になっているのか、朝鮮総連のシールが貼ってあれば調べもなくパス。

弾道ミサイルを打ち込まれ、激怒しているものの、相手に縄を渡して「首を締めてください」と言っているようなもの。このミサイルは日本製であることに気がつかなければならない。

日本からの不正送金が止まれば、北朝鮮はおそらく窒息死するであろう。それにつれて激震はあろうとも断固踏み込むべきである。政治家の功名欲しさの訪朝団ごときで解決は計れず、金正日体制を倒すことを考えるべきである。送金のみならず、渡航禁止、一切の窓口を閉鎖する。これが最上策。

政府が本腰を上げて送金禁止を計れば、反発はあろうが、厳しい上納金に喘ぐ朝鮮総連も本音は助かるはず。今までの交渉で何か問題は解決をしたのか。拉致被害者の御家族の必死さを政府は座視するつもりか。北朝鮮に対し断固、毅然たる態度を示そう。目前の小事を恐れて進まないのは将来に禍根を残すこと必然。

 

右翼の独り言

我国の戦後の驚異的復興は世界史的に見ても奇跡に値するであろう。何故奇跡は成し遂げられたのか。西洋の体制、技術をうまく取り入れた。無論それもあろう。だが、優秀な国民性こそ、この基盤にあったからであります。今ほど教育制度が普及していないにもかかわらず、武士には武士道精神、庶民にも躾は施され、実に世界に誇れる道徳大国であったから。戦後の経済復興も明治精神を受け継いだ年代の努力の結晶であった。

だが、巷、蔓延する「戦後民主主義」は戦前を否定し「日本人として守るべき最後の一線」までもを決壊させようとしている。今考えなければならないのは、敗戦とともに捨て去った日本の伝統や価値観の見直し、そして戦後の悪しき思想の総括ではないか。

悪しき思想とは、捏造された歴史観を鵜呑みにし、日本は悪である。諸国民は平和愛好家であるとの虚構にのせられ、厳しい国際情勢に目と耳を塞いできた思想的幼児性である。「戦争反対」「核兵器廃絶」「人権擁護」これらを口先で唱えればよしとする無責任精神、大衆迎合主義。戦後民主主義こそが義務を忘れて権利ばかりを主張する無責任体質を助長させ、今日みられるごとく国運にかかわる問題までも先送りしてきた根源である。

日本人として断固守って行くべきもの。それは百二十五代に亘って連綿と続いて来た天皇の存在であります。流血に染まった西洋や中国の歴史とは対照的に平和裏に日本が存続したのは天皇の威厳によるところ。世界に誇りうる日本の文化である。天皇の歴史は日本の歴史であり、日本の真髄である。天皇否定は日本人であることを否定することである。

日本人が取り戻すべきは高貴な心である。質素を旨とした公僕精神。謙譲と実直、清潔をよしとする庶民生活。礼に始まり、礼に終わる武道。威厳を持った親や教師。武道などの厳しい躾。過去に日本文化を育んだ特色が今こそ求められる。政治、官僚の世界における腐敗、人心の荒廃、根底にあるのは魂の喪失である。

道徳律の押し付け、家庭における徳育の重視を時代錯誤で済ませてはならない。父親の厳しさがなくなり、母親のやさしさが過剰に社会を覆った結果が現在の甘えや無責任人間の大量生産に繋がっている。日本の混乱もその延長線上にあり、出発点は家庭の徳育、もっと言えば、当たり前の躾すらされない現実である。

国家意識についても同様、健全な国家意識すら見失っている。世界の現実は、自覚なき日本、日本国民を許容するほど甘くないことを知らねばならない。国家が衰退滅亡するのは、国民のよって立つべき道義の確立が為されない時。

第三の奇跡、平成維新断行の時ではないであろうか。

右翼の提言

我が国には万景峰号だけでなく、北朝鮮の貨物船が年間1400隻入港しているということが最近ようやく俎上に乗せられるようになった。万景峰号のみ厳しくあたっても他の貨物船で不正輸出を許せば同じこと。「安全保障上、入港お断り」と表明し全ての北朝鮮船舶拒否を実施すべし。対北朝鮮への怒りが頂点に達しているにも関わらず政府の対応の手緩さ。擁護発言の外務官僚を含め、「救う会」も言っているように、北朝鮮とともに政府も相手にせねばならない異常な現実こそ正さねばならない。

対中国ODAは平成13年度までの累積で3兆912億円。どのように使われているのか把握しているわけでもなく、感謝もされず。揚げ句、中国はアジア・アフリカ諸国に毎年600億の援助をしている現実。また4月の国連人権委員会で採択した日本人拉致事件を含む人権非難決議に中国は反対票。日本の支援は効果ゼロ。支援を当たり前と感謝も表せぬ国にいつまで続けるのか。国益を踏まえた支援を考えるべき。

  近況報告

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