クロッキー作品群98 JUN 14

        1998年06月14日 (日) 1530〜17.30
            中日ビル


今回の作品について

  クロッキー終了後、先生に言われた。
  「人物全体を描かなくてもよい。」

  振り返って見るとその通りだ。
  失敗の多くは過説明にある。

  彼に反論するなら、
  「私は人物を描こうと思っていない。」
  であるが、無意識に、
  「全体」
  を描いていた。

  また、色(リキテックス)の扱いは、次のようにした。
  ・ 昨日は水分を多く
  ・ 今回は水分を少なく
  
  大きな収穫ではないが、
  大きな紙は『にじみ』を好むことが分かった。

<サイズ> B3、A3コピー用紙
  7枚 19枚 
<画 材> コンテ、リキテックス
<時 間>       5〜2分
<モデル>        あ み
   
※ 上の26作品は、今回のクロッキー6点から抜粋

  クロッキー中に書いた文章

  『表現しようとする人』を描く。
  
  本を読んでいるとか、
  そういう何気ない動作を描こうと思わない。

  これは写真とは異なる。
  写真は、真実を掴えようとするが、
  それは現象の、ほんのわずかな表情の中に見つけようとする。

  絵画は、
  形や形態を使って、その奥に潜む『意志』を表現する。

  写真の被写体には『意志』がない。
  カメラを持つとき、
  無意識の動作に現われた、あるいは、意識の中に埋没された
  『瞬間』を捕まえる。

  私は『意志を持った人』から表現を始めたい。


  雑 談
  久しぶりに、先生に声を掛けてもらえたことが嬉しい。
  それも厳しい御意見をね。
  「ありがとうございます。」

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