クロッキー作品群2000 Feb 27
2000年 2月 27日(日) 15.00-17.00
           中日ビル


今回の作品について
 会場の隈雑な空気に負けた

さて、
立ちポーズが多いのは何故だ
足首が切れても気にならない

とにかく
壊そう壊そうとして、壊せれなかった

今日は「3日連続クロッキー」の最終日だった

<画 材> コンテ鉛筆、アクリル、墨
 B3上質紙
<時 間>       2〜5分固定
<モデル>          しのぶ

今日は『クロッキー考』をする

私が大切にしているのは、その場の空気
それを一杯に吸い込んで、呼吸して呼吸して
そこに生きること

それがクロッキーだ

そして、
生きてる証を『平面』に定着しなければ満足できない

美しく定着しなければ許せない
許せない許せない

ただ単にそうしたい

++++++
++++
++++++

第3者も第2者も自分も
全ての人が
「美しい」と感じ
その「平面に定着されたもの」を見て
時を忘れる

そうでなければ駄目・失格・ボツ
そうする為に空気をつくる
つくるつくるつくる
どんどんつくる

モデルと他の描き手と
みんなで作る

私の場合は、みんなで作る
あまり限られた空間、空気でなくて
共有された
あやふやな空気が好きだ

そして、
その空気が私のものとなるとき
そう!
1点に集中する時がある


私は喜び勇んで筆をとる
とるとるとる
ふっふっふっふ
とるとるとる
とるとるとる

何が何だか分からなくなって
「区別」がなくなって
ただ「画面に定着させる」だけ

おっと
その空気はあまりに曖昧で
すぐに消失してしまうから
急いで
急いで
急がなければならない

途方もなくあやふやなんだ
だから
急いで描かなくちゃ!

それを捕まえた瞬間
でき上がり
凄い作品のでき上がりである
えっへん!
作品
作品
作品






私の第1目的は作品では無いけど
無いけど



やっぱり、


作品なのかなあ


<最後に一言>

うまくいかない日には能書きが多い。

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