クロッキーF美術館コレクション vol.2005a4
20 picters
B1(1103mm x803mm)
A3 (420mm x298mm, thin paper)
charcoal pencil| , pencil , liquitex
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今回の作品について
タイタニックのように描いて欲しいとの依頼だった。
久しぶりのデッサンは心配だけれど、
鉛筆を指定されたので、ある程度メドがたった。
彼女はモデル未経験、非常に美しい女性だった。
柔らかいマフラーを使って身体の一部を隠した。
1 初めの15枚
(40分)
自分とモデルのウォーミングアップ。
同じポーズを数枚ずつ、鉛筆でA3コピー用紙に描いた。
捨てたものを含めると30枚ぐらい描いた。
2 課 題2枚
(40分)
モデルに視線を固定するようにお願いし、
木炭紙を半分に切ってデッサンを始めた。
上半身を描いた1枚めは似ていなかった。
悔しいので、課題2枚めは顔に集中。
素材の美しさは画面に定着したけれど、
表情の豊かさを表現できなかった。
3 自分のためのクロッキー3枚
(40分)
地塗りしておいたB1ボール紙に描いた。
できるだけ、これまでと違う方法を試してみたかったけれど、
結果として同じかも知れない。視点を変えなければ、
B1(1103mm x803mm)
B1(1103mm x803mm)
B1(1103mm x803mm)
<画 材> 鉛筆(B3、B5、B7)、リキテックス
A3上質紙、木炭紙、B1白ボール紙
<時 間> 指定時間固定
<モデル> 元祖魔性
クロッキーを終えて
課題を貰ったことで、いくつかの実験ができた。
<発見1>
クロッキーの線とデッサンの線は違う。
目的、具体的な線の表情が違う。
<発見2>
自分のためのクロッキーでは、本当に自分のためにだけに描いていた。
びっくり仰天。
描き手や鑑賞者を意識せず、自分のためだけに描いている。
それらを発表する時は、、、
鑑賞者を選ぶか、あるいは、
積極的にファンを作らねば。
<結論>
とても楽しい時間だったのでまた願いしたい、です。
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