note 1 久しぶりに2分ポーズを入れたら、2分の感覚が面白くて仕方がない。実動90秒の中に何を入れるか考えながら作業し、刻々と過ぎゆく秒(びょう)を感じている。最近のテーマである量子的な時間を体験している。その限られた時間の中に、まったく焦りを感じず、むしろそこに存在する塊(かたまり)としての時間を味わっている自分を見て面白がっている。
2 終了のタイマーが鳴ると、焦った様子でとりつくろう自分がいる。と同時に、それに意味がないことを十分に知っているもう1人の自分が黙って見ているいるから、実体としての自分はますますジェスチャーをして面白がっている。
3 結果としての作品は、奇妙な形態をもっていた。