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note 当初の企画は、写真とクロッキーを並行して行う、という欲張ったものだった。会場の照明を落とし、撮影用ライト(500W 1灯)をつけた。すると、モデル横からのライトが、モデルのボリュウム感を増した。
私は、クロッキーを描き終えてから、クロッキーとモデルを1枚の画面に写した。広角レンズをつけ、感性に任せてファインダーをのぞいた。仕上がった写真が、クロッキーでも写真でもない、もう1つ作品になるように心掛けた。 こうしてできた写真集『会場におけるモデルとクロッキー』は、私のクロッキーを理解する上で、大いに役立つだろう。また、「クロッキーは生きているモデルより魅力的でなければならない」ことを検証する上で、今回の写真集は面白いだろう。 また、それほど遠くない将来、これらをバーチャルなもの(インターネット)ではなく、実物で展示したい。実物による発表は、また新しい表現であることは言うまでもない。 また、今回は全員の描き手から、モデルにポーズを指示してもらった。つまり、モデルを取り囲む7人が順に注文を出すのである。初めてモデルに指示する人は緊張したと思うが、私は大きな責任から解放され、とても気楽に描いたり撮影したりすることができた。その一方、モデル自身がもっている固有の流れそのものを大切にする描き手にとっては、今回の試みは苦しかったと思う。どうも、すみません。 |
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