クロッキーF美術館コレクション vol.2008 Oct 5

23 pictures
A3 (420 x 297, thin paper)

画 材: 鉛筆(カステル)、A3上質紙
時 間: 3分、2分固定
モデル: あんな

note
 今日は2つメモしておきたいことがある。1つは、直前に行ったクロッキー講座の影響を受けたこと、もう1つは、モデルの個性が表現されていないことだ。
 クロッキー講座では、描く時に使う関節を意識する練習をしたので、モデルを前にしても技術的な側面に注意が向いてしまった。お陰で、モデルの身体や画面全体がばらばらになってしまった。一重に、自分の関節が自分のものになっていないことを意味する。
 モデルの個性が表現できなくなってきていることは、半年ぐらい前から気づき始めていた。そして、今回のクロッキーを見直して、それが現実であることを確認した。なぜモデルの個性を感じないのか、その原因は十分に分析できていないが、これは私にとって大きな問題なので、毎回のクロッキーで考察しなければいけない。ただ、描いている時は、これまでのように無心でいようと思う。そもそも、モデルの個性を表現しようしたことはないし、私はモデルを前にして描くことそのものに喜びを感じ、それを第3者に見て喜んでもらうことを自分の喜びとする種類の人間だ。
 と書き終えたところで、前回や次回のクロッキーを見ると、モデルの個性を十分に表現しているではないか!

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