クロッキーF美術館コレクション vol.2009 May 6

24 pictures
A3 (420 x 297, thin paper)

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 指定時間固定
モデル: ヴァリー

note
 クロッキーを始める前に30分以上ウォーミングアップをした。本番は、3Bの鉛筆から始めたが、すぐにHBに変わった。シャープな変化の少ない線で十分なコントールをしたかったからだ。いろいろなものが見え、多様な線を描くことができたが、焦点が定まらない時に太い鉛筆の芯が登場した。これは、HBとは対照的に、1本の決定的な線で描きたいと思った。もちろん、自由度は失わないようにした。後半になると変化を求めて3Bや8Bなどの鉛筆も使った。

 後から見直すと、実際にある肉ではなく、モデルが表現しようとする意志が表現する身体を描いているようだった。

 初めに頭頂部からつま先までを描こうとした場合でも、途中で全身が納まらないと判断した時は、顔の表情を優先させることが多かった。

付録:ウォームアップするために描いたもの
 これはしだいに心象風景に変わり、

腐ったもの、死んでいるもの、再生するものなどが含まれている。

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