クロッキーF美術館コレクション vol.2009 Sep 23

17 pictures
A3 (420 x 297, thin paper)

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 指定時間固定
モデル: 彩 海

note
 モデル彩海を描くのは3回めになるが、今回の色調は全く違った。描いている時は「俯いているものが多い」と感じる程度だったが、後から見直すと視線が合っているものが2点しかない。これは、彼女がポーズ中に思索していた内容によると思う。前回のように、ポーズに対して明確なテーマを決めていることはないだろう。

 ここまで記述してから、前回と前々回の作品群を振り返っていると、驚いたことに同じように視線が反れているではないか! 私は「正面きったものが大半だろう」と思っていたから、大間違いだ。おそらく、彼女の精神が私へ向いている向いていないかの違いだと思う。

 マンツーマンで描く時、モデルがこれほど深く独自の世界へ入ることは珍しい。

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