クロッキーF美術館コレクション vol.2009 Nov 3

17 pictures
A3 (420 x 297, thin paper)

画 材: 鉛筆、色鉛筆、A3上質紙
時 間: 指定時間固定
モデル: 彩 海

note
 突然、色鉛筆が飛び出した。私と完全に一致するまでは至らなかったが、久しぶりに色を使うことができたので嬉しかった。ちなみに、色を使う時は、左手に12色の鉛筆を握りしめ、目の前にある色、感じた色、そこに存在する色、そこにある色、そこになければいけな色、意識的に感じなければ分からないような色を探りながら描いた。色は自分で選ぶのではない。そこにある色を見つけ、それを写す。この手法は少なくとも1年以上前から同じなので、いずれ機会を見つけて新しい手法を使うようにしなければいけない。おっと、その前に現在の手法をもっと詳しく記述しておかなければいけない。まるで初めて恋を覚えた時の自分に戻れないように、今しか記録できないことがある。忘れるとは永遠に失うことを意味する。もちろん、私は忘れることをとても大切にしているし、それが得意な自分を誇りに思っている。

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