note
足袋と草履を描くのは初めてだったが、2ポーズ目で足袋を観察した。それからペースが上がっていくはずだったが、どうも上手く進まず、3枚目は廃棄し、4枚目描き終えてから短い休息を入れた。私は鉛筆を削ったり、白紙に試し書きをした。少しずつ鉛筆と紙に馴染んできた。ふとモデルさんを見ると目を閉じて休息していたので、私はその紙の上に描いた(左図)。特別なことは何もない。
それから、色鉛筆を使った。調子はゆっくりと上がってきたが、見栄えの良さを気にしているようだった。私はアルコールを使おうかと思ったが、飲んでしまうより「飲んだらこうなるだろう」と空想しながら描いた。何枚かは面白く描けた。これは新しい方法なので、制作に行き詰まった時に思い出せるようになると良い。