クロッキーF美術館コレクション vol.2010 Feb 6

17 pictures
A3 (420 x 297, thin paper)

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 10,10,10,8,8,8、8,8,8,8、10,10,8、8,8,8,8
モデル: yu、
HIRO
小道具: 棒

note
 女性モデルyuを描くのは初めてだった。彼女はとても緊張していたと言ったが、筋力を必要とするポーズを持続し続ける姿に強い意志と迫力を感じた。近くに住んでいらっしゃるので、これから描かせて頂くチャンスが増えると思う。

 男性HIROモデルは、いつものようによく手入れされた肉体から独創的なポーズを展開してくれた。私は彼の描くのが5回目になるので、およその身体的特徴を掴んでいた。彼のソロポーズは楽しく描けた。

 描き始めはHBを使い、とても遅いテンポで入った。3時間にわたるクロッキーの助走である。それからゆっくりピッチを上げ、平均80%、チャンスがあれば100%まで出すように設定した。実際は平均75%、最高90%の感覚だった。その原因は、言語を使って思考しながら描いた私にある。最近は難しいことを考えながら描いている。今回、具体的な成果を報告できるレベルに達していないが、自ずから明らかになること時が来るだろう。

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