クロッキーF美術館コレクション vol.2010 Feb 10

26 pictures
A3 (420 x 297, thin paper)

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 指定時間固定
モデル: yu

note
 Yuを描くのは2回目だった。今回は1対1だったので、肌の健康管理やポージングの4つの基本など、有益な話もたくさんできた。

 彼女の第1印象は粋(いき)。私はそれを捉え切れず、初めの何枚かは数分で切り上げ、調子が出るのを待った。少しずつクロッキーモードになってきたが、後から見直すと「自分の癖が出ただけ」に過ぎなかった。それから、顔を含めた特徴や個性を掴むために、正面を向いてもらい、細部をよく観察した。ほとんど画面を見ずに描いたのに、そこそこバランスがあるので驚いた(右図)。これで自信を持って彼女を描けるような気がした。その直後のポーズは今回のindexとして使うものとなり、この作戦は成功したと言えるだろう。

 それからのポーズは、彼女自身の挑戦による初めてのものが連続した。そのいくつかは1分程度しかもたないキツイものだったが、ビジュアル的に面白くないので私は「変えて下さい」と頼んだ。それをハッキリと言えるモデルさんなので、互いに楽しい収穫があったのではないかと思う。なお、クロッキー前の話しでは、寝ポーズが得意ということだったので、まだまだ新しいことができそうだ。

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