クロッキーF美術館コレクション vol.2010 mar 14

21 pictures
A3 (420 x 297, thin paper)

画 材: PIGMA0.5(サクラカラーの耐水性の水性ペン)、A3上質紙
時 間: 10,8,7、10,8,7、5×6、5×6、10×3
モデル: Masaya、yu

note
 第9回ナゴヤ露樹絵に参加させて頂きました。男女2人のモデルさんはいずれも実力があるので、身体表現を十分に楽しませもらいました。これまでに何度か描いた経験があることも、安心してクロッキーできた原因だと思います。渡邊先生の教えて頂いたことは、デッサンにつなげるためのクロッキー、線で量感(ヴォリューム)を表現する、線を作っていく、どんどん修正していく、消し具を使わない、外形線から輪郭線へ、稜線と稜頂、鉛筆を持つときはその重さのバランスを考える、などです。

 さて、今回の私はたくさんの課題を持っていました。まず、水性ペンを使ったのですが、ペン先がすり減っていくだけでなく、インクが出なくて苦労しました。だんだん描けなくなってくるのですが、本当に少しずつの変化なので、気づいたときには、ほとんどインクが出ていませんでした。中身が見えないタイプのモノは困ります。

 本日の描き方の特徴は、次の通りです。
1 背中や体幹が気になるので、いつもそこから描いている
2 描き始める前の、モデルを観る時間が長い
3 描きたいものだけを描くようにする、追求する
4 もっと強い線を描きたいけれど、ペンの問題でできない
5 間違えてしまったときも、頑張って直す
6 筋肉や骨など、知識として知っていることを使ってそれらを観察し、描くことで、説得力のある画面を作ろうとしている。この説得力は、自由の線をひくためであって、それ以外の目的はほとんど感じられない。
7 色即是空、空即是色

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