クロッキーF美術館コレクション vol.2010 mar 18

22 pictures
A3 (420 x 297, thin paper)

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 指定時間固定
モデル: ながあめ
小道具: 女竹、バンド

撮影機材:ニコンD700、17-35(f2.8)、60(f2.8)500W-3000K
※写真(2点)の掲載予定なし

note
 かなり個性的なポーズを描いたように思います。特に、腰を浮かせるもの、竹を使って宙に浮いた足を僅かに支えるものは、見慣れないポーズでした。これらは鑑賞者にとっても、分りにくいものでしょう。このような状況の中で、私は、描くことと観せることの歓びがなければ作品とは言えないのではないか、と思いながら描きました。最近のキーワードは『歓び』です。

 ところで、簡単に解けない問題は面白いものですが、今回は2つの歓びを含んでいたように思います。1つは『問題を作る歓び』、もう1つは『問題を解く歓び』です。前者は『作家に対するモデルの働きかけ』、後者は『モデルと鑑賞者に対する作家の働きかけ』です。これらは、いろいろな種類の歓びと比較・分類・統合すると面白いと思うのですが、現在の私にはできません。これから、『歓び』という視点でたくさんのクロッキーを実践、考察するつもりです。

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