クロッキーF美術館>美術館コレクション>2012

クロッキーF美術館コレクション vol.2012 Mar 6

17croquis
(420 x 297, pencil)


動画:クロッキーの描き方12mar6-01


動画:クロッキーの描き方12mar6-18

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 指定時間固定
モデル: ocotea
撮影機材:ニコンD700、24-120(f4)
動画:クロッキーの描き方12mar6-0118

note
 クロッキー前にシータ(θ)ヒーリングについて教えてもらいました。不勉強な私には分からないことばかりでしたが、キーワードをいくつかメモしておきます。リーディング、浄化、過去世(前世)に由来する感情の暴発、人間のルールの中で存在できる超能力者(サイキック)、アンサンブル、ソウルフラグメント。

 次に、話し合ったりネットで調べたりして、私がある程度理解したものや自分で解釈し直したことをメモります。

人間のルールの中で存在できる超能力者
心身が病んでいる人の何人かは、自分が通常の人間の枠組みやルールの中に存在していないと考えています。自分では意識しなくても、それが病気の原因になっていることがあります。したがって、それを意識化したり取り除いたりすることで、病気が改善することは十分に考えられます。シータヒーリングはその方法の1つです。同じ効果は、私が研究しているクロッキーにも期待できます。私の成果は、誰も実践したり検証できる方法(すなわち科学的な方法)としてまとめ、HPやその他の方法で一般に公開するつもりです。

さて、ここで使用した超能力者の意味は病んでいる人す。「自分は一般社会人とは違う」と考えている人のことです。実際には何かができない、能力を失っているのですが、それを超能力であると勘違いしている人のことです。しかし、一部の能力を失っている人にとって、一般社会(人間)のルールの中で生きていけることに気づくことは死活問題であり、目がさめる発見でしょう。

超能力
超能力は通常を越えた能力です。それは知覚する能力と物理的に物体に働きかける能力の2つに大別されます。私は超能力という言葉は使いませんが、クロッキーには次のような能力が必要だと考えています。
(1)モデルが出す信号を瞬時に受け取る能力
(2)その信号を画面に定着させる能力
(3)画面に定着したものを読み取る能力

モデルが出す信号
モデルさんが発する情報を信号といいます。その信号の特徴は、瞬時に受け手に送られることです。連続した時間でも離散した時間でもありません。信号の内容が変化したとき、作品は変化します。クロッキーにおいては、僅かに信号が変化することもあるし、受け手が独自の解釈をすることもあります。また、いくつかの信号を1枚の画面に描き込むことで、時間や空間の動きや変化を示すこともできます。


細部観察描法(仮名)はウォーミングアップ
今日も細部観察描法を行いました。この手法をモデルさんに説明するなかで、これはウォーミングアップに過ぎないこと明確になりました。私の筋肉のウォーミングアップ、私の筋肉どうしの連動性のアップ、私の視点と筋肉のバランス確認です。

細部観察描法でウォーミングアップした次は、画面を見る段階に入ります。自分が描く画面を見て、驚き楽しむ段階です。その次は、驚き楽しんでいる自分が持続するようにコントロールする段階です。その次は、コントロールしている自分をもう1段高いところから眺めて固定する段階です。この最終段階には未だ至ったことがありませんが、できそうな気がしています。

今は細部観察描法でウォーミングアップを終了するまでの段階を細分し、1つひとつの方法をわかりやすくまとめる作業をしています。そして、今日新たに1つの方法『単純観察描法』を示します。

単純観察描法(仮名)
単純観察描法は、単純に観察して単純に描くことです。観察するものは筋肉、骨、腱、血管、皮膚、毛、空白、気配、モデルのエネルギーなど全てです。客観と主観を問いません。単純に観察したことをそのまま描きます。

初めは筋肉、骨、腱、血管、皮膚、毛など物理的、客観的なものを単純に観察します。次に、同じく物理的かつ客観的な背景や空間を描きます。しかし、モデルの周りの空間を描くことは、モデルへのアプローチが全く逆になります。初めは背景のように感じますが、やがて背景がモデルをつくるようになります。モデルとその周りの空間が一体となり、区別でなくなるように観察、描画します。おっと、これは単純観察描法ではないぞ! うーん、もう少し検討、細分する必要がある。もう少しお待ちください。実践、研究します。

あ、それから、単純観察描法の単純という語には、自分の筋肉や心が単純に反応するようにする(ウォーミングアップの1つ)という意味があります。

↑ TOP


Copyright(c) 2012 All rights reserved.