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クロッキーF美術館コレクション vol.2012 Mar 19

14 croquis
(420 x 297, pencil)

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 2分〜4分固定
モデル: あやこ

note
 世の中にはたくさんの名画があり、その中には退屈な仕種を見事に表現しているものがあります。ここで考えたいことは、作家が退屈を表現しようとした場合、ストレートに鑑賞する人は退屈な気持になります。それはそれで素晴らしいことであり、価値があることですが、今の私は興味ありません。私は生き生きと生きていることに関心あります。ポーズや仕種ではなく、生き生きといきていること・・・クロッキーの目的は描くことではなく、生きている歓びを感じること、交流するための時間をつくることだと思います。その手段としてクロッキーがあり、その結果として作品が生まれます。作品をつくることは、目的ではないようです。

 なお、手段としてのクロッキーに会話は含みません。これは日常的な交流とは違いますし、私が交流しようとしている対象はもう1人であったり、未だ出会ったことがないあなたであったりします。

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