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クロッキーF美術館コレクション vol.2012 Jul 18

26 + 3 croquis
(420 x 297, pencil)



上:合評会風景

1席、2席、青木賞が選出されました

第1席

第2席

青木賞

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 5分、4分、3分、2分固定
モデル: ちゃいこ

note
 今日の時間配分は、伝統的な5分、4分、3分、2分固定でした。ただし、少しアレンジして5分5回、4分5回、3分8回、3分2回と2分8回でした。合計91分間クロッキーは、最近の体力と似合っているようです。

 また、久しぶりの2分クロッキーは新しい発見を与えてくれました。最近は描き込んだクロッキーを目指していましたが、そろそろ限界のようです。私のクロッキーは、本来目標がありません。描きたいから描く。それが原点ですから、何でもOK。描くことそのものが歓びです。一兎で十分、二兎を追うと失敗します。

 描くことだけに専念する。描くことだけで満足できるなら、それに勝る歓びはありません。もちろん、同じことを続けていると飽きてしまい、満足できなくなることを知っていますが、今日は原点の歓びを思い出しました。いつの日か再び、技術や他の目標を求める時が来ると思いますが、クロッキーが好きなことに変わりはないでしょう。

 それから、モデルを見ないで描く部分があっても良いことを知りました。よくよく考えてみば、誰でも自分の癖を持っているのですから、つまり、モデルを無視して自分勝手に描いている部分があるのですから、初めから意図的にモデルを無視して描いても良いわけです。そんな簡単なことも、私にとっては大きな発見でした。

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