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事前にモデルさんが用意されたテーマに従って行いました。テーマは秘密ではありませんが、クロッキーに教えてもらうことはしませんでした。以下は、二次会で教えて頂いたテーマです。
前半：シャンソン歌手『風未子』ライブの予告
１ 雪が降る（3分5ポーズ）
雪は降るけれどあなたは来ない。雪は降るけれどあなたは来ない。それのくり返し。ひたすらそれのくり返し。
２ 暗い日曜日（3分7ポーズ）
恋人に捨てられて死ぬ覚悟を決めている女の詩
３ キャバレー（3分7ポーズ）
ミュージカル『キャバレー』から
後半：いろいろな色のイメージ
１ 赤（3分6ポーズ）
血、ルージュ、嫉妬、炎など
２ 白（3分6ポーズ）
信仰、忘却など
３ 青（3分6ポーズ）
憂鬱な街角、裏町、怪しげな場所、ジャズ、ニューヨークなど
なお、シャンソン歌手でもあるモデル風未子さんは、来週ステージに立たれます。５人の歌手が出演する約２時間のライブです。
2012年12月12日（水）のライブの予告
日 時：12（水）19:00開演
場 所：プティパリ
名古屋市東区東桜2丁目13-18岸田ビル1階
052-933-2324
料 金：3500円（ドリンク別）
このＨＰを見てシャンソンライブ鑑賞を希望される方は、風未子さんの携帯へご連絡ください。彼女のご好意により3000円でご案内させていただきます。なお、携帯番号は本人の許可を得て掲載しています。
090-5453-5614（風未子 携帯）
私は鉛筆や紙、モデルの形態を使って、「あるもの」を表現しようとした。あるものに具体的な形があるとき、描きやすく、完成した作品は理解しやすい。例えば、右の作品では「黄色い形のもの」を描いた。それは柔らかな暖色だったが、黄色のコンテしか手元になかった。私は「それ」を描いてからモデルの右腕→
左腕→ 頭部→ 胸部→ 腹部→ 腰部→ 下肢を描いた。
それは「愛おしいもの」であるが、詳細は不明。私が描きたいものは「モデルの両腕に抱かれていた愛おしいもの」であり、モデルの形態は二次的なものである。鉛筆、コンテ、紙は必要なものであるが、不可欠なものではない。黄色も不適切な色であるが、本質と関係ないので問題ない。
一期一会の時空間に存在した物質を使い、「美しく遷ろい消えゆくもの」を平面に定着させること、それが私の仕事、クロッキーＦである。
