note
今日は1ポーズの時間をだんだん短くしていきました。5分、4分、3分、2分の順です。これは良くある方法ですが、私は逆にだんだん長くする方法を好みます。クロッキーに慣れてくると短時間の方が簡単になるので、短時間で描く感覚を継続させることに興味があるからです。
冒頭の5分4ポーズのうち、3ポーズは調子が出ませんでしたが、最終ポーズで勢いが出ました。それから、4分、3分、2分と時間を短くし、2分10ポーズの後に連続して5分2ポーズを行いました。最後の2ポーズを楽しみにしていました。
結果はご覧の通りですが、現場は時間を感じない不思議なクロッキー会でした。いつもは描画時間を意識して正確に描くのですが、当日は違いました。モデルさんの雰囲気がそうさせたのでしょう。感じることはいろいろあっても、特別な意識や作意をしない自然な時間を過ごすことができました。
なお、最後の作品のプロポーションはかなり狂っていますが、私は気に入っています。どうしようかなと迷いつつも好き勝手に描き続けたからです。本当はもっともっと迷いながら描き続けたかったものです。