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クロッキーF美術館コレクション vol.2015 Nov 23 night

26 croquis (420 x 297, pencil)

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 3分×7×4
モデル: MD エンジェル

note
 線、表現が圧倒的に違う。十分な音量の音楽に乗り、モデルとシンクロしているようだ。第3者は出現しなかったが、私をコントロールしているもの(もう1人の私)がいることは十分に認識できていた。

 最終セットは白ワインを使用したが、よりよく乗ることができていた。

 太い線がはまり、一連の作品群としても質が高いと思う。このように上手くいったのは、直前のモデルによる、身体を極限まで酷使するポージングから解放されたことも一因である。

  つまり、モデルは身体から解放されていた。自分が表現したいことを十分に表現できない自分の身体を認めていた。私はそれを理解し、それを補って表現しようとした。それは真の共同作業の1つとして数えらるものだ。

 この作業の初動はモデルにあり、私は補足者でしかないことを確認しておく。

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