クロッキーF美術館>美術館コレクション>2015

クロッキーF美術館コレクション vol.2015 Nov 24

16 croquis (420 x 297, pencil)
みんなのクロッキー

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 5分、7分、5分、3分
モデル: 雅
(2回目)
小道具: 洋梨、竹刀など

note
 だんだん短かくしていくという時間設定はモデル雅に適していた。逆に、私が指示したソファーは失敗で、雅はもっと積極的な動きのあるポーズを好む。自ら用意した小道具は面白かったし、最後の3分ポーズは開花していた。

 魅力的なボディーは今の私には表現できない。長い時間かけて苦闘しながら、その魅力と存在そのものを表現したいという欲望にかられる。これが、デッサン本来の意味であり、デッサンをする作家の動機であろう。それだけの魅力を持ち合わせる雅は、本当に貴重なモデルだと思う。

 また、雅は新しいことに興味を持つ力を持っている。これはデッサンモデルとは相反するものであり、作家の一方的な欲求で彼女を固定するのは間違いである。

↑ TOP

メインページ
クロッキー会&デッサン会のお誘い
美術館への行き方
美術モデル応募


Copyright(c) 2015 All rights reserved.