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クロッキーF美術館コレクション vol.2019 Oct 31

10 croquis (420 x 297, pencil)
photographs

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 3分、3分、5分、7分
モデル: さんぴん

note
 最近は自分が横着になったことと2時間クロッキーできるだけの集中力がなくなってしまったことから、自主的に休息を挟むようになった。また、冒頭の3分クロッキーはついていけないことが多くなり、ウォーミングアップ的位置付けになっているようだ。

 さて、いくつかの力が衰えた原因の1つとして、クロッキー直前の撮影が挙げられる。午前午後の仕事で体力を削られてから、高い集中力を要とする撮影でエネルギーはほぼ枯渇となる。ガソリン注入で急場を凌いでいることもあり、夜クロッキーは厳しい状態になっているのである。

 とはいうものの自分が好きでやっていることだからなんの不満もないし、自分ができることをできる範囲でやれば良い。

 別件で、『ほんとうに書がわかる九の法則(石川九楊、芸術新聞社、2019年)』を読んだ。クロッキーを考察する上で参考になることがたくさんあった。

 その1つは、起筆・送筆・終筆。この視点で我がクロッキーを見ると、これら3つを意識することはないけれど、それらが存在している。次は意識して描いてみようと思うが、意識することで失敗『作』となるかもしれない・・・。 失敗作の多くはこれが区別できない。ただし、クロッキーは『書』ではなく『絵』だから、区別できなくても魅力的なものとして存在できる。

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