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クロッキーF美術館コレクション vol.2019 Dec 23

14 croquis (420 x 297, pencil)

画 材: 鉛筆、A3上質紙
時 間: 3分、5分、7分、10分
モデル: 昆布

note
 7分以上になると、3分や5分のときのストロークやタッチが使えない。画面の大きさ(小さなA3サイズ)と、腕や手の動きが一致しなくなるからだ。ミニチュアを描いているような感覚、とくに細部は職人なったように描かなければいけない。したがって、最近の私は大きな画面に描きたいという欲望に刈られている。なお、最後に掲載したクロッキーは、今回の感覚にあった5分のものだ。

日付というサイン
 美術館のいろいろな壁面にクロッキー作品を飾るため&保管するために、日付を入れるようにしている。その日付が浮いてしまわないように工夫しているのだが、どうもよくない。よくないのは全て描き終えてから入れるからなので、それが画面の一部となるように、完成する前から描いてしまおうと思う。

 あるクロッキーは、日付から描き始めても面白いだろう。それは描画の「きっかけ」になるだけでなく、何学的・人類共通のサインとして機能しはじめる可能性がある。

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