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クロッキーF美術館コレクション vol.2021Mar 1

記録:偶な満月の夢 第四夜「ひめ祭」

主演:森永 眼
客演:ゆっくん
チェロ:正岡 籐
演出、照明:館長
撮影:ひん

note
 

偶な満月の夢 第四夜『姫まつり』
19:00〜21:00(開場18:30)
主演:森永 眼、客演:ゆっくん&正岡 籐、監修:F
三部構成(第二部のみ撮影可)
1600円
 第三夜は「満員御礼」となりご迷惑をおかけしました。興味ある方は早めのご予約を! 予約先:出演者(不明な方は当館まで)

 先日調べたWikipediaには、童謡『うれしいひなまつり』の作詞者サトウハチローが「の解釈」を間違えたことを晩年まで悔いていた、と書かれていた。その誤りとは「雛は雛壇にある人形全体であり、女雛のみではない」という点である。
 今宵の「偶な満月の夢」は、すでに市民権を得てしまった「雛=最上段の女性(皇后、こうごう)」に、もう1つ間違いを重ねる。今宵の主役は「雛」ではない、「」である。その姫(眼、まなこ)が行う「うれしいヒメまつり」とは何か。
 周知のごとく、「まつり」は「祀り(祭り)」であり、神をまつる儀式である。今宵の儀式は、正岡 籐によるチェロの生演奏、『うれしいひなまつり』から始まる。チェロの重厚な響きは、主演者「眼」だけでなくそこにあるもの全て変化させる通奏低音(つうそうていおん)として、時場を設定する。
 客演者「ゆっくん」は男雛にととどまることなく、ぼんぼり菱餅などに変化する。眼のまつりごと(絵を描く行為)は果たしてうれしいものか否か。何を生み出すのか。3人の演者が奏でる夢を心ゆくまでご堪能あれ。

 2021年1月18日 F

追記:今回の公演は、予定日2021年2月27日(奇数月の満月の夜)から2日遅れた。近代の風習によると、シマイ遅れた『ひな壇』は女性の婚期を遅らせことになっている。しかし、世間の「ひな祭り」は3月3日なので問題なし。姫(眼)の夢を楽しもう。今宵の月は「蔵い忘れた満月」とする。
ご注意&お願い:本公演は緊急事態宣言の要請を受けて実施します。2021年1月18日現在、定員50%21時閉演で設定しておりますが、今後の要請により急変する場合があります。当館は、高い確率で2021年2月7日までの緊急事態宣言が延長されることを想定しておりますので、ご予約される場合は、現在の要請レベル、すなわち、20時閉演(18時開演〜20時閉演)でもご来場できるかどうかお知らせ頂けると助かります。よろしくお願いします!


偶な満月の夢
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