私の日記         7月24日(晴→ 土砂降り)

  ==◎ マリ共和国 2日目================
   午前:ドゴントレッキング手配(8泊9日)
      バマコ博物館見学

   午後:移動      
       バマコ17.00(夜行バス)→
                           バス内泊
  ============================= 

  朝8時
  トンブクトゥまで飛びたーい
  旅行代理店へGO!

  1時間半粘るが購入できず
  バスかあと歩いているところへ
  タカヒロと声を掛けられる
  えっ、何で僕の名前?

  こら! ホテルのおっさん
  私の名前は漏れている
  見る見る間に5、6人に包囲された

  タカヒロ 僕を覚えているか?
  タカヒロ 『ガオ』から来たんだろ?
  タカヒロ 『ドゴン』のガイドをしようか?
  タカヒロ 僕は日本人の友達がいるんだ
  タカヒロ この紹介状を見てくれ
  五月蝿(うるさい)!

  払っても払って飛んでくる
  1時間にわたる格闘の末、アレックス(1人のガイド)とその
  友人が生き残る。そして、バスチケット購入のため彼等とタク
  シーに乗る
     ※長距離バス乗り場は5キロ先
     ※1人で行きいが、それより一刻も早くバマコを去りたい
      

  本日17:00のチケットを購入
     ※タクシー代は正規料金。しかし、バスチケットは200
      0CFAやられた(7000CFA支払)
     ※アレックスも同じチケットを購入し、一緒に『モプティ』
      へ行くことになった


  ホテルに帰ると長ーーい交渉が始まる
  正味2時間
  <契約内容> 
  ・ ドゴン・カントリー8泊9日トレッキング
  ・ ガイド1人(アレックス)
  ・ ポーター2人(日本人は、カメラと水筒だけ運ぶ)
  ・ 料金***CFA(半額前払い)
  ・ ***CFAには、村の入村料、宿泊料、撮影許可料、全ての交
   通費、ガイド料、ポーター料、チップ、食料等全てを含む。ただ
   し、水以外のソフトドリンクは除く

  そして、15:30待ち合わせの約束をして別れた

  疲れた

  バマコ博物館
  残された90分は文化的に使いたい
  博物館に限る
  数キロなので市内見物を兼ね歩くぞー

     博物館は何処ですか?
    (ニターっとして現地人)遠くて歩いて行けないよ

    (両手を上げて日本人)返事が分からない振り


  それに聞く人聞く人、各々違った方向を指さす
  何故?
  しばらく頑張るが暑さにやられてタクシーを決断

  今度は値段交渉
     うう、タクシーがタムロっている
     束になって掛ってくる
     彼等は1000CFAまで下げたけど、、、
     もう駄目かと思った矢先、

     地べたに座っていた一般市民のおじさんが自家用車のエン
     ジンを掛け
  乗れ!
  ありがとうおじさん
  後で運ちゃん達と喧嘩しないでね
    (500CFA=15円だった)

    
    (写真上:バマコ美術館内部)
        小さな美術館だがまずまず
        ※首都バマコの見学ポイントはここだけ

  ===

  アフリカン・ティー初体験
  バスは出発時間になってもビクともしない
  そして、熱い
  何10匹もの蝿が集まってきた

  アレックスは近くの少年にアフリカン・ティを作らせる
  小さな青色やかんに中国産の茶葉をいっぱい入れて沸騰

  次に、カップ山盛りの砂糖を入れしばらく待つ
  そして高いところから小さなカップに注ぐ
  しゃーっ
  こいつが下手糞
  おいこらっ、しっかりしろ
  話と違うじゃないか (← 何の話だ?)
  ※こぼれて砂糖でべたべた

  このしゃーを何10回と繰り返してでき上がり
  私の目の前に出てきた
  汚ねえなあ(顔に出ていたと思う)と思いつつ
  飲む → 味良し

  そして、やかんに水を入れ2杯目の茶を作る
  2杯目も旨し
  3杯目も旨し
               注意:正しい作法は3回頂く
  しかし、バスは気配なし

  ====

  バスに乗り込んだものの熱い熱い
  死にそー
  あー西日も射す
  おまけにリクライニングが壊れていることに気付いたときは
  他の乗客でいっぱい。手遅れである
  これで1晩かー
  あまりの嬉しさに心踊る

  半分死んでから出発するものの、停車すること数知れず
  ※天窓が通路頭上にあって走ると涼しい
  暑いー、走れー

  ハプニングは突然やってきた
  雨漏りである
  ーっ
  それは、雨ではなく黄土色の汁
  なんなんだー
  私のTシャツが染色されました
  ありがとう みなさん!

  さっきまでピカピカごろごろ可愛いかったのに、いきなり土砂降り
  降りに降って、
        ・ 床上50センチ浸水
        ・ 膝上で歩いている
        ・ 別の村では天井崩壊

  土でできた室内は悲惨だろう

  しかしだ!
  待 て
  これから私の行こうとしているところは大丈夫か?
  アレックス! と質問すると
  ノットソーマッチ(そんに多くない)と答える
  本当かなあ

  心配しても始まらないので雨具(上下)を着る
  → 寝る

    くう
      くう
        くう

          雨は私に降り続く

          つー、ぽたぽたぽたー
          ああー

     ===

  あれ?乗客が降りはじめた
  飯だ

  寝ぼけたままアレックスを探し、
  チキンと肉が食べたいと言った
  そこはで炭火がじゅーじゅーじゅー

  チキンさーん!
  お肉さーん!
  目は欄欄になって串に釘付け

  メチャ美味
  しかし、鶏は良いけど肉が飛んでもなく臭い
  しかも、実はレバーで冷えてきたら『半焼き』判明
  ゲロゲロ

  出発
  すぐに寝る
  相変わらずの雨汁は気にしない

     雨具フル装備
    (フードもしている)

       
続きをどうぞ!
私の日記 25日

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 (c) 1998 fukuchi takahiro

(以下余白)