ノンボリ村
ノンボリした村
大人も子供も落ちついた自分の生活を持っている
豪雨の後、手厚く迎えてくれた村も
『ノンボリ』だとアレックスが教える
写真1 最後の川を渡る
水量は膝下になった
少年ポーター・アダマが貴子の靴を持つ
彼は彼女を気に入っている
靴の中はびしょびしょだけどサンダルでは
ここまでたどり着けなかっただろう
(写真1)
それにしても、ホーランド人はどうなったのだろう?
あの崖を再び登り
1時間かけて歩き
そして、着いた先がドウロウ
ぞっとする
私達はガイドがアレックスであったことを感謝する
写真2 村に近づいてきた
崖の中腹に村の中心がある
薄日か射し、足取りも軽い
(写真2)
宿では、アレックスが主人に語る
饒舌になっている
豪雨のこと
ホーランド人が帰ったこと
これからの旅のこと
そして、宿泊客は私達だけ
写真3 宿から西を望む
洗濯物が大きな岩に干してある
その横に椅子を並べて夕涼み
アダマがアフリカン・ティーを運ぶ
幸せだなー
本当はミレットビアーの方が、、、
(写真3)
============ 翌 日=============
写真4 トンカ
村の散歩
アレックスが『トンカ』を案内する
トンカは、喧嘩をした時の調停場
下に潜り込んで話し合う
ご覧のように屋根が低い
(写真4)
何故か?
それは暴力防止
腹をたてるとゴツン
血行も良さそう
でも実際の使用より、象徴的な意味が強いと思う
立派なつくりなのだ
入ろうとしたけど悪のりは止め
写真5 通りすがりの女
薪を抱え、頭上に何やら載せた女が来た
ナイス!
サバー(元気)?
サバ、サバー?
サバ
なんて言いながら隠し撮り
だから、この写真は無断掲載である
(写真5)
写真6 トンカをまた撮ってしまった
トンカは村の中心にあって、一番立派なつくりである
よく注意すると大小、あちこちにたくさんある
ところで
崖の中腹のピグマンの住居がある
みえるだろうか?
(写真上6)
写真7 ピグマンの住居
アレックスの説明によると、ピグマン(森林に住む人)
は外来語で、ドゴンの言葉では『テレム』と言う
800年前、ドゴンの人々は『テレム』と60年間戦い、
勝利した。
これにより、60年毎に祭を開催し、ピグマンを先住の
祖先として崇拝するようになった
しかし、この伝説はアレックス自身『口頭だからね、、、』
と但書きをつけていた
(写真7)
村シリーズはこれで終しまい!
日記をどうぞ
(以下余白)