1998年06月28日 (日) 15.30〜17.30 中日ビル
クロッキーでの走り書き
気付くと同じことをやっている。 しかし、2時間のなかに方法を確立してしまうからどうにもならぬ。
見えるところのデフォルメ。 そこが、勝手に大きくなる。 その他のところ、つまり、 見たくないところは小さいし、見えない。 私はそうやって物事を見ているのだ。 強調ではなくて、全てがそうなっている。 私の所為はない。
バランスはない。 描きたいものだけを見る意志。 次の感情を止める勇気。 そうしたバランス。
部分、見える部分、魅力的なもの。 あのものは見たくない。 紙に定着させているもの、あるいは、定着していくものは実物と違う。 その方向、大きさ、強さ、ありとあらゆるものは完全に決まっている。 たとえ、偶然の形や色であっても決まっている、あるいは、決まって いたものだ。
クロッキーを終えて 始めの文章と、実際の作品を比べて見ると、 「何言ってんの?」 「馬鹿じゃない。」 となる。
下手ほど、能書き垂れるんだよねー。