クロッキーF美術館コレクション vol.2007 aug 9

collection of members

27 picters
A3 (420 x 297, thin paper)
pencil , coffee

画  材: 鉛筆(B3など)、コーヒー、A3上質紙
時  間: 3分all
モデル : まさこ

<時 間>collection of members

note
 7月25日のクロッキーを整理したお陰で、事物に囚われず自由な気持ちで描けたことが、大きな収穫だった。また、いくつかのクロッキーが大きく見えることも嬉しい。

 クロッキーと写真を併置することは数年前から始めているが、両者が表現できることはほぼ等しい。これは、同一現場において2つの行為をする場合に限られるが、今回はクロッキーが主要な行為だった。もし、写真をメインにするなら、背景のセッティングなど準備は大変だが、それができてしまえば、あとはシャッターを押すだけである。そのような写真環境がある場合、もはやクロッキーは存在し得ない。写真だけの世界になるような気がする。クロッキーを描く気がしないのではなく、クロッキーでは表現できないものが写真によって表現できるからである。この逆、つまり、クロッキーでしか表現できないものもあるが、考察は後日行う。

 また、モデルのポーズはどうでも良いように感じるようになってきた。そこにモデルが存在し、私が描き、クロッキーを作品として発表する、それら一連の行為が重要なのだ。もちろん、自分がわくわくするような時空間、クロッキー、発表方法であるように努めなければならない。さらに、モデル、作品制作に関わっか人々、作品を観賞する人々も楽しくわくわくしなければ、私を満足させることはできない。

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