このページは中学校1年理科『地学』/takaの授業記録2002です

石灰岩を顕微鏡で見る

何もないと思っていた石を顕微鏡でのぞくと、
美しい幾何学模様が渦巻いています。

是非ともお薦めしたい観察です。

石灰岩のプレパラートあれば誰でも発見できます。
フズリナなどの化石がわさわさあります。

低倍率(接眼レンズ10倍、対物レンズ4倍)で十分です。
わずか数分で発見できます。

以下の写真4枚は、光学顕微鏡で撮影しました



サイズは、大きなものから赤ちゃんまで。
あるいは、初めから小さな種類なのかも知れない。

と思っていましたが、市村氏から以下のように御指導を頂きました。

「赤ちゃんのように見える小さなもの(写真下)は、初房
といわれる真ん中の球状空間がきれいに現れているものではないでしょうか。

また、古生代後期のフズリナの殻壁とセプタの断面かもしれませんね。
旋回軸に直交して切った姿のように見えます。」

ありがとうございます。

とにかく、理科室の石灰岩の岩石プレパラートがあったら、そして、10分間のゆとりがあるなら是非観察して下さい。感動を保障します。

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