B 私の日記[8月3日を提示しました

  私の日記             8月3日(晴れ)

  ==◎ドゴン・トレッキング 7日目===========
   TIRELI→ AMANI→ BANANI
  ・ アマニ村の小学校で昼食
  ・ バナニ村の市見学
                        バナニ村泊
  ============================

  今朝は蠅に起こされた
  どうやら下にひいていたいたゴザに原因がある。体長5ミリの
  ベイビーから10ミリの大人蠅まで、みんな楽しそうに飛び回
  っている

  寝袋を蹴飛ばす
  
  蝿が逃げる予定だったのに、一緒に蹴飛ばされた
  砂まみれただけ
  
     ”明日もまた我が寝袋に集うのか”

     +++6時、快晴+++++++++
     トレッキング初めての、放射冷却の朝 
     +++++++++++++++++

     7時50分、出発

     9時50分
     暑い、暑いと
     日射しを避けながらアマニ村の学校に着く 
 

  夏休みの校庭
  学校長が出迎えた

  大きな木の下に椅子を置き
  勧められるままにアフリカンティーを飲む
  そのまま昼寝
  
     まるでアフリカの時間を楽しんでいる

     ハニービーン(蜂蜜)と生ピーナツの差し入れ
     甘いうまいとくう
     今度は
     日差しを避けてゴザにごろん

  11:50、スパゲティーができた
  固湯でのチキンスパゲティーで大変旨い
  3杯もお代わりする

  食後のアフリカンティー、ミレットミルク、うんこも出て御機嫌

     日光の当たる所は滅茶暑い 
     ラジオが36度と言っている
     こらからどドンドン暑くなり
     そして、雨が降るそうだ

     また?

     ビデオ修理はまるで駄目
     でも頑張る

  14:40
  暑い

  15時半
  うとうとしていたら『雨が来る』と起こされた
  なるほど、南が危ない
  急いげー

  歩き出す前方から黒雲が迫る

     ===   
     雨の匂い
     早足で歩く

     ティレリ村の手前500メートルで雨宿り
     小降りになるのを待って出発

     崖を登り始めると、遠くに雨前線がハッキリと見えた

  ティレリ村
  汚い!
  アレックスは『次の村に行こう』と提案した
  雨の心配はあるが、ここでの1泊はご免だ

  バナニ村(3キロ先)へ再出発

  その道は、いつか夢の中に出てきそう
  とても美しい
  崖から離れて(500メートル位)歩くので、その全貌が見える
  よく見ると、50〜100メートル高くなった
  岩盤が硬いのだろう

  
   (上図:バナニに向かう道 『私のスケッチ』から)

    遠くに滝が2つ見えて  
    あそこが好いなあ  
    と思っていたら、そこがバナニだった

  バナニ村
  今日はたまたまた市の日だったが雨、あるいは、時間が遅い
  (午後5時)のか人はまばら。だけど雰囲気はつかめたよ。

  ミレットビアーを50センティモス(13円)で飲む
  アレックスに奢る! 
  楽しいじゃないか

    やり方はこうだ!
    まず、
    ビアーが並んでいるところに行く
  
    次に、
    ビール樽を指して「ちょいとクレ」
    女がココナツのような器に入れるから、ワインのよう
    に匂いを嗅いで「うーん」とか何か言っちゃって半分
    残して返す

    これを数カ所くり返し、
    1番美味しかったビールに戻り50センティモス出す

    そして、
    旨そうに飲む
    散々『タダ』で飲んだ後だから
    ぐびぐびぐび、うへー
    と飲まねばならぬ
    これが正しい礼儀作法である

  ここでの注意事項は私も含め、ビール周辺には酔っぱらいが
  多いことである

  ===
  
  宿はまあまあ
  若いスタッフが多くて、ツーリスティックだけどね

  夕食はスパゲティー
  主人に、ソースはセパレート(別々)にするか
  と聞かれたので「はい」と答えておいた
  出来上がりをみると何も入っていない
  まあ、こんなものサ!
  
  そして、夕方から最高のサービスが始まった
  

  夜半の雨漏りも最高である
  突然、ぼたぼたぼたーっとやってきた
  何で、天井があるでしょ!
  いつかのバスの天井からの雨漏りを思い出す

  ふー
  折角、蚊屋を釣ったのに場所移動しなければならい
  貴子を見ると、よくよく見ると雨の滴る先に彼女の腹がある
  なんなんだ
  何でねてるんだ!
  根性が入っているのか、クタバッてるのか
  おーい、雨だぞー

  返事は
  ふにゃほにゃへー

  まあ、返事はどうでも良いから場所を移動して、蚊屋を釣り直さね
  ばならぬ。懐中電灯を付け、散らかった泥床を掃除し、平らな面を
  作る。滴り落ちる水の行方を占い、ゴザを移動。蚊帳のひもを吊る
  す部分を壁面と天井から調べる。これだけの作業を暗闇で行うのは
  至難である

  そして寝る
  雨と彼女への心配は、ただの自分勝手でないだろうと思って寝る

       
続きをどうぞ!

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 (c) 1998 fukuchi takahiro

(以下余白)