旅の技術と率直なアドバイス
          (ミャンマー)

  目 次
  1 名古屋からミャンマーまで
  2 
ビザ、イエローカード、各種制限・連絡先
  3 気候・持ち物
  4 その他
   A) 金・換算率    
   B) 言 語      
   C) 宗 教 
   D) 交 通      
   E) 食 事
   F) 外務省から
   
 (ダウンロート途中にクリックすると正しく表示されない場合があります)


 1 名古屋からミャンマーまで
  旅行代理店で、相談することをお勧めします
  時期が適切なら、10万円ぐらいから購入できるでしょう

  ◎ taka の場合
   名古屋(小牧)←────→ ヤンゴン(ミャンマー)
     (タイ航空、133000円、バンコク(タイ)経由)
     (名古屋空港使用税750円)


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 2 ビザ、イエローカード
  A ビ ザ         2000.12現在、必要
   観光用ビザは、28日間有効
  
 ◎takaは、旅行代理店に依頼。10000円(2週間)


  【ビザの取得に必要な書類】
  1 申請用紙3枚(窓口でもらう)
  2 写真3枚  (縦45mm×横35mm)
  3 パスポート (有効期限3か月以上)
  4 申請料3000円(当日、4500円)(大阪は+1050円)

  東京: ミャンマー連邦大使館
  〒140-0001 東京都品川区北品川4-8-26 
  TEL:03-3441-9291
  受付時間:9:00〜12:00/13:00〜16:00(月〜金曜)
  所要時間:翌々日発行(土日祝をはさむとその分伸びる)
       当日発行も可能だと思う

  大阪: ミャンマー連邦大使館観光省日本代表事務所
  〒538-0051 大阪府大阪市鶴見区諸口6-22-66
  受付時間:10:00〜11:30(月〜金曜)
  所要時間:翌日発行
       当日発行も可能だと思う

  バンコク: ミャンマー大使館
  132 Sathon Nur Rd. Bankok
  受付時間:8:30-12:00/14:00-16:30(月〜金曜)
  所要時間:当日発行
  申請料:800バーツ
  必要なもの:写真3枚と申請書
   

   イエローカード
   
2000.12現在、空路で入国する場合は不要
  
   連絡先
  
警察署: バハン地区/TEL.50630 カマユ地区/TEL.30304
  マヤンゴン地区/TEL.60352 サンジャウン地区/TEL.31184
  警 察:TEL.199
  救急車:TEL.192
  消 防:TEL.191

  在ミャンマー大使館  Embassy of Japan
  No.100, Natmauk Road, Yangon, The Union of Myanmar
  (P.O.Box 841)     Tel.549644〜8

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 3 気候・持ち物
  <気 候> 
            
熱帯モンスーン
  乾季: 11〜3月中旬。ベストシーズン。湿度が低くなるので比
     較的過ごしやすいが、日中は30度。インレー湖周辺は、朝
     夕セーターが必要。
  暑季: 3月中旬〜5月中旬。平野部は暑く、街を歩けるのは午前
     11時まで。35度以上
  雨季: 5月下旬〜10月。ヤンゴン周辺では、午前中は雨が降っ
     たり止んだりで、午後は激しいスコール。北のマンダレーや
     パガン周辺では、にわか雨が1日に2〜3時間降る程度。

  <服 装>  
  ・ 日中はTシャツでも過ごせるが、朝方はセーターが必要。
  ・ パゴダを見学する場合は、ノースリーブや短パン、靴(靴下、
   ストッキング)不可。
  ◎ takaの場合
   日中は(Tシャツ+長袖のシャツ、または、羽毛ベスト)+帽子
   朝夜は(Tシャツ+長袖のシャツ+羽毛ベスト)
   足は終日、素足にサンダル。

   

  <持ち物>
  1) 貴重品
  パスポート(そのコピー5枚)、航空引き替え券
  クレジットカード(VISAとMASTER ←利用できなかった
  シティーバンクカード、現金(2万円、1400ドル)
  (実際に両替えしたのは100ドルだけ
  顔写真(5センチ角。5枚 ←利用せず)、財布、時計、電卓
  国際運転免許証( ←利用せず
  貴重品用ウエストポーチ 
  
  2) Macと撮影器材
  Macノート、電源アダプター、ソフトケース
  デジタルビデオ、カセット(60分、4本)
  デジタルカメラ、メモリー(8M)、取り込みカード
  バッテリーパック(大2)、充電器、自家製ソケットアダプター
  ビデオバック、フィッシング用ベスト
  充電式単3乾電池(8個)と充電器

  3) 衣類と日用品
  サンダル、ゴアテックスの雨具(薄手黄色の上下)、防虫ネット(←利用せず)
  ブリーフ2枚、靴下2足、Tシャツ2枚、、長袖シャツ1枚
  羽毛ベスト1枚、ズボン(綿パン)2本
  タオル1本、ポケットティッシュ10個
  サングラス、帽子、
  洗濯用網(4)、洗剤石鹸(1)
  無添加ボディーソープ(150ml)、歯ブラシセット、ひげ剃り

  4) 薬など
  抗生物質、座薬、鎮痛解熱剤、整腸剤、
  オキシドール、バンドエイド、
  リップクリーム、 水の殺菌剤、
  爪切り、ナイフセット、ホカロン1個
  ビタミン(B、C、E。現地なら格安で入手)
  マラリアは、ヤンゴン市内以外で注意(現地で薬を調達すること)
  と思っていたが、実際はいなかった。

  アメーバによる大腸炎、赤痢、A型・E型肝炎にも注意
 
  5) かばん、その他
  デイパック(55P)、小型リュック、アルミ製水筒(1P)
  寝袋、ライター2個
  ヘッドライト(パゴタの見学時)
  ガイドブック(地球の歩き方、ロンリープラネット)
  英和辞書、地図、
  筆記用具(黒ペン8本、糊、ハサミ、カッター)

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 4 その他
  A) 金・換算率 
   チャット(K)= 現地通貨 
   
FEC    = 外国人旅行者向けの外貨兌換券

   公式レート: 1ドル= 7チャット(1FEC)
   実勢レート: 1ドル= 300〜410チャット
              (2000年12月〜 2001年1月現在)

   
空港で強制両替(200ドル。2000年12月現在)させらたれ以外は
   ブラックマーケットで両替したい。
  (レートが全く違う。ただし
、捕まったら、、、
  
  <ブラック情報>
  1 ヤンゴンの方がレートが良い.。
   (1ドル= 400-410K で推移)
  2 FECのレートは2割ぐらい悪い。
   (1ドル= 320-350K。つまり、空港で200ドルを200FECに
    両替えした時、ざっと40ドル損したことになる。)
  3 逆に、ミャンマー国内で飛行機を多用する人は、ブラックマーケッ
   トで儲けることができる。つまり、
飛行機や鉄道はドル(FEC)
   しか利用できないので、あらかじめ必要なドル(現金)を(FEC)
   にする。そのとき、約1割がK(ミャンマーの現金)として手に入る。

  4 ドル= FECで通用するところ
   ・ 政府関係機関(出国税10ドルetc.)
   ・ 外国人専用入場料(バガン10ドル、インレー湖3ドルetc.)
   ・ 飛行機、鉄道

   ・ ホテルは「チャットならいくら?」と聞けば安くなる。
   ・ その他、ドル払いでも交渉しだいで安くなる。

   
   
チャット紙幣は12種類(1、5、10、15、20、45、50、90、100、
              200、500、1000)
   硬貨は4種類(1、5、25、100 ←1度も見なかった


  B) 言 語
   
公用語: ミャンマー語
   英 語: 比較的通じる
   日本語: 親日派も多く、大学で日本語を専攻する学生もいる。
       それより、日本人かミャンマー人か区別がつかないことが
       あるので、不用意な発言は絶対しないこと。私は、1度大      
       失敗をした。バガンからインレー湖に行くバスの中での話。
       約12時間の長旅なので、うとうとするが、私の脚が隣の
       老人に触れるたびに、その老人が「さっ」と払いのけるの
       だ。「どうして、そこまで。」と思い続けていたが、イン
       レー湖に到着して、その話を同乗してきた柴山さんに話を
       した。私は彼をミャンマー人と勘違いして話をしていたが、
       彼は私たちと同じ宿に泊まり、翌日、朝食を共にしたので
       ある。(でも、彼は奇人で、「船に乗らなきゃ!船に乗ら
       なきゃ!」と呟いていた。)

       ヤンゴンのマーケットでは、日本語に堪能な少年に2人も
       出会い、閉口した。

  <ミャンマー語の実際>
  こんにちは= ミンガラバー
  さようなら= たたー
  今回はこれだけでした。悪しからず。


 C) 宗 教 
   宗 教: 仏 教(90%、南方上座部仏教)
        その他はイスラム教、ローマ・カトリック教

  ◎重要語句◎ 引用文献:広辞苑第4版、デイリーコンサイス英和辞典第5版
  ストゥッパ(srupa)
  ぼん語srupaの音写。高く顕れる意。仏陀の骨や髪または一般に
  聖遺物をまつる
ために土石を椀型盛り、あるいは、煉瓦を積んで
  作った建築物。聖跡を表示するためにつくった『caitya。しだい』
  を呼ぶこともある。中国に伝えられている楼閣建築と結びつき、
  独特の木造の層塔が成立した。わが国では木造塔が多く、三重・
  五重
がある。地中や地表面上の仏舎利収容部、心柱、頂上の相輪
  ひ本来の塔の名残が見られる。
/供養追善のため墓に立てられる
  上部を塔形にした細長い板。ぼん字・経文・戒名などを記す。

  パゴダ(pagoda)
  東南アジアなどで、ソトバの称。転じてヨーロッパ諸国で広く、
  東洋の仏塔をさす。


  モノストリー(monastery)
  修道院。厳格な戒律の下に共同生活を営んで修行を積む(キリス
  ト教の)修道士(女)の僧院。

  ◎パゴダに奉られている動物◎
  1週間を8曜日で表すミャンマー式各曜日の象徴。
  本尊と自分の動物(生まれた曜日)をお参りする。
曜 日 方 角 動 物 天 体
北 東 ト リ 太 陽
ト ラ
南 東 ライオン 火 星
午前 キバのあるゾウ 水 星
午後 北 西 キバのないゾウ ラウ(架空の星)
西 ネズミ 木 星
モグラ 金 星
南 西 ドラゴン 土 星


 D) 交 通
    *は、実際に利用した頻度
  1 バ ス   乗る場所は決まっていることが多い。
    ***   ヤンゴン←→マンダレーなど長距離は、まずますの乗り心地。

  2 ピックアップ 大変時間がかかる(バスの2倍)。どこにでも走っている。
    **     ている。 

  3 貸切タクシー バスの2倍速い。適正料金はバスの20倍
    

  4 自転車    200-400K/日(半日だと半額)
    ***

  5 馬 車    約50K(13円)/km
    ***

  6 サイカー   自転車に「サイドカー」がついたもの。
    **       馬車より、ちょっと安い。

  7 鉄 道    バゴー→ ヤンゴン を1等席で利用した。
          比較的料金(2時間で5ドル)は高いけど、快適だった。

  8 飛行機    今回は利用しなかった。

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 E 食 事
   香辛料が少ないので、辛いのが好きな私には、、、
  しかし、腐ったものがあるとすぐ分かるので、この方が良いかも。

   また、脂っこいものが多いといわれていますが、上流家庭やレス
  トランでは油を多用しません。屋台やお金のない人は、ご飯に油を
  かけて食べたり、揚げ物を食べる機会が多くなりますが、きちんと
  した食事は大丈夫です。

 F 外務省の情報から(2000年12月)
   民 族: ビルマ族(70%)その他、シャン族、カレン族、
   ラカイン族など135の少数民族

  ・ ロンジー(巻スカート)200チャット位のものなら十分使用に耐える
  ・ シャンバッグ:ミャンマーの人がみんな持っている布製のカバン。
   200〜300チャット位。
  ・ 宝石類の持ち出しは、USドルで購入したという証明書、MGE
   (政府系機関)の公式領収書、現物を提示した場合のみ可能です。従
    って、チャットで購入した宝石類は持ち出すことができません。

  <風俗・習慣と健康のアドバイス>
  ・ 政治の話やスーチー女史の話をしない
  ・ ミャンマーの女性にお酒を注がせることは禁じられている
  ・ ミャンマーの人は外貨を持つことを禁じられている
  ・ 握手や物品の授受には左手を使用しない
  ・ 頭に手を置かない(特に、子供)
  ●給料  :政府機関で1,500〜2,000K(但し、油、米など
   の物資が通常の3分の1の値段で手に入る)。
   民間企業では5,000〜20,000K。

  ●教育  :義務教育はなし。小学校5年間、中学校4年間、高校2年間。
   通常、小学校〜高校まで学校、先生、クラスメート、制服(緑のロンジー
   に白のブラウス)は同じ。

  ●結婚適齢期:男性28歳、女性25歳くらい。
  ●治安  :オフリミットという観光客の行けない地域はいまだに残ってい
   るが、殆どの観光ルートはその地域に入っていないので心配はいらない。
    また、観光客がまだ少ないためか、スリ、泥棒も少ない。

  ●電圧  :220V/50Hz
  ●プラグ :B、B3を中心に数種類が混在している。

  ●チップ :ホテルのポーターや枕チップのみ。50チャット。
  ●写真撮影:空港施設、橋、政府の建物、軍人は原則として撮影禁止。

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