このページは旅行記『パキスタン』PAKISTAN DEC.2003- JAN.2004 です

私の日記


1月5日(月)
                      
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午前: ラホール市内のホテルでごろごろ
  
                            機内泊
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7.10 起床
 仕事の気分転換にシャワーの湯栓を捻ったが5分経っても水のまま。冷水でも、熱くなった自分の頭を冷やすには良かろうと放置しておくと、神が与えた奇跡のように湯が出ていた。温度を調節して洗髪し、顔を洗い、鬚を剃り、身体を洗った。昨日から役に立たなかったバスタオルがようやく日の目を見た。

 9.00
 3階の部屋の窓から見える大通りは、シャッターが閉ったままで活気がない。遠くの車のクラクションが響いてくるだけだ。私は食堂へ降りた。小さくて寒いレストランのメニューには、ウルドゥー語しかなかった。オムレツとトースト、それに、チャイができるというので注文した。コーヒーはない。何の代わり映えもしないメニューだが、机とテーブルで仕事しながら食事できるのが有り難い。が、寒過ぎる。ボーイに部屋まで食事を持ってくるようにお願いし、部屋に戻った。


(上: 何だかわからないけれどサービスチャージ20%を見逃して、さらにチップを渡したから、完全にフレンドになってしまった。困ったものだ。)
・ 目玉焼き 20ルピー
・ トースト 12ルピー
・ チャイ 10ルピー
・ サービス 8ルピー
・ 合 計 50ルピー

 この2週間の旅行の埃と汚れですっかり重くなった上着を脱ぎ、跳ねた泥のついたズボンを脱いだ。靴下はここでさようならし、昨日買った新品に履き替えた(10ルピーで購入したこの靴下は、しばらく日本で生活することになる。)靴もパキスタンに置いていこう。日本へはサンダルで帰ろう。

12.45  空港着
 3ヶ月前にできたばかりのラホール空港は市内から20H離れている。買い物にうつつを抜かし、出発予定時刻の2時間10分前になってしまった。リクシャーでもタクシーでも速い方を選択したいが、市内の交通渋滞を抜けるためにはリクシャーの方が良いだろう。
・ 160ルピー
・ 靴と10ルピーのチップ


(上:空港で出会った紳士)

13.00 空港で食事
 食事代は汚れたパキスタンの紙幣『ルピー』で支払った。財布の中は空っぽになり、寂しい気分を味わう。これから私は、異常に新しい札が溢れる日本へ旅立つことになる。

(上:空港内での食事)
 ・ チキンとピラフ 150ルピー
 ・ コーラ 150ルピー

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 機内で赤ワインとビールを頂いた。実に2週間ぶりのワインはブドウの味、ビールは麦の味がする。旨い! 瞬時に酔った。
(上:機内食)

 綺麗に洗濯したばかりのものは気持ちよい。新品よりも、よく洗濯したものが良い。埃を被ったものとはしばらくさようならしたい。

 今はすっかり食事を済ませまして、バランタインもロックで頂き、出来上がり。

 簡単な仕事をして眠りたいと思います。


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旅行記『パキスタン2003年冬』を最後までお読み頂き
ありがとうございました。

パキスタン旅行を計画されている方は楽しんできて下さい。
日本の大都市を個人旅行するより安全です。


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