このページは年7〜8月です。

  私の日記


  8月24日(日)
     晴れ
  ==◎本日の日程=====================
  ・ 日光東照宮→ 日光二荒山神社
  ・ 四万温泉
  ・ 尻焼温泉

        岡谷(高速)→名古屋高速→名古屋市立名南中学校
          

  ==============================

  4.40 起床
  たかつえスキー場(福島県会津高原)の樽風呂に入って出動
 
    月のように昇る太陽と沈む太陽

    ===
    国道352号を東進
    那須の三斗小屋温泉に行こうか悩む
    → 辞める
    国道121号を南下
    (うおー栃木県!
    国道119号を西進
    ===

  8.00 日光東照宮
  ・ 拝観開始時間に入る
  ・ 1300円
  ・ 駐車場はいいところを発見した(通常500円)
  ・ 1999年、世界遺産として登録される

  (上:国宝『眠猫』、ずいぶん小さいものです。)


  (上:日光東照宮で記念撮影)


  (上:プラスチック板に保護された彫刻)


  (上:とっても有名な『見ざる言わざる聞かざる』)

 
  (上:3代将軍『徳川家光』の霊廟は、シックな黒漆でまとめてある。)

  「立て札が読めますか?」
  外国人カップルに声をかけてみた。さっぱり分からないというので、いくつか説明をして
  いるうちに、彼らの質問はどんどん深くなっていた。

  「神社と寺の違いは何ですか?」
  「神殿の中央にある鏡は何ですか?」
  「この東照宮は、キラキラし過ぎていませんか?」
  「奈良の寺院と比較して、中国の影響は受けているのですか?」
  「神と天皇の違いは何ですか?」
  「将軍と天皇では、どちらが偉いのですか?」
  
  簡単な手引書に載っていない質問攻めにあい、彼らの知的探究心を満足させるのに苦労し
  た。大枚をはたき、カナダから来た人は違う。日本人はぼやぼやできないと思い、一緒に
  謎解きをした。しかし、素人ばかりの話だから、ショウガン、ショウガンと連発されて意
  味が分からず、苦労の連続だった(答えは『将軍』)。それでも一致した見解は、次の通
  りである。
  1 将軍は自分のために祈っていた割合が高い
  2 それは、どこの国でも同じ
  3 色彩感覚は、けっして良いとは言えない
  4 全体としては素晴らしい
  5 世界遺産に相応しい

 
  (上:日本で1番美しいと言われる国宝『陽明門』は、1日見ていても飽きないらしい。)

  私の感想は次の通り
  1 拝観料1300円の価値がある
  2 荘厳な雰囲気に圧倒される
  3 もっとも重要な場所まで拝観でき、光栄である
  4 小学生の修学旅行ポイントとしては時期尚早みたいだけど価値がある
  5 詳しい解説板を、もっと配置して欲しい
   (ここに限ったことではありません)
   (英語の解説もよろしく! 詳しいものをね。)

  10.00 日光二荒山神社
  ・ 200円
  ・ よい雰囲気


  (上:良縁を導くといわれる神輿)

    ===
    R122を南西へ
    R353を西へ
    ===
  
  11.00 スーパー銭湯
  あまりの疲れにダウン。500円払って寝る。こんなのは初めて経験。
  広間で寝ていたらカラオケ大会が始まったので退場。
  場所は、群馬県の赤城山
  結構寝ていました。

  14.20 昼食
  ・ 手打ちそばの『ながおか』という店
  ・ 山菜そばセット(850円)
  ・ デザートにスイカが出てきた
 
  (上:食感があって美味しい蕎麦でした)

    ===
    群馬県澁川市を通過してさらに西へ
    R353を北西へ
    ===

  16.30 四万温泉
  昨日知り合った人の情報でやってきた。知る人ぞ知る温泉。一般観光客のための温泉
  旅館は、狭い路地を挟んで延々百軒以上あるのではなかと思われるほどの賑わいを見
  せていたが、ここはダムをつくったときに出た温泉水を利用し、地元の人が作った未
  公認温泉。この季節は、餌を求めた熊に注意して欲しいと言われたが、どうやれって
  ことでしょう。アブに注意、も分からないけれど熊も難しい。動物と言えば、カモシ
  カは当たり前で、冬になると猿も出る。また、別の情報筋では、首都圏から男女の区
  別をしない危ない人々が集まるとの説もあったが、これは気分が開放的になるからそ
  のように見えるだけだと思う。


  (上:名古屋からの危ない人が入りにきました。天然水100%の垂れ流し。)

  さて、湯舟から渓流を見下ろすと、ひとり全裸の男性が読書をしている。大きな岩の上
  に折り畳み椅子を準備し、メガネの奥からレーザービームのような知的光線を放ってい
  る。本気でかっこいいと思う。やっぱり、本格的にやばい人になりつつある自分を感じ
  る。


  (上:渓流に降りてみました)

     この後、冷たーい川で身体を冷やしました。
     最高です。
     水温14度C。


  (上:テントシートに湯をためた)

  青色シートの湯は温度が低いので、私にはもっと嬉しかったです。背景に注目してもらうと、
  やっぱり環境抜群でしょ。日本っていいなあ。

  さて、このまま死んでも構わないくらい満足なんだけど、温泉フリーク初心者の私には
  攻略しなければならないポイントある。ここから小1時間ぐらい走った尻焼温泉。川底
  から熱湯が吹き出し、尻を焼きながら楽しむらしい。ただし、最近は有名になり、湯が
  汚れてきているとの情報であるが、とにかく行かなければならないのだ。

  
  (上:途中、急激に発達してきた積乱雲に夕日が当る。急がねば、、、)

  18.00 尻焼温泉
  すでに辺りは暗くなっていたが、問題なく到着できた。ここは地図にも載っている公認
  温泉である。なるほど、水着を着た若いカップルもいるし、青い瞳の男性カップルもい
  るし、さっきとは違う。同じように全裸で入ろうと思っているけれど、ちょっと気が引
  ける。


  (上:左奥に見える小さな小屋には源泉の浴槽がある。)


  (上:こんなろころに入ります。撮影データ:露光時間2秒)

  温度が低い所を探して横になり、目を閉じたら1時間半経過していた。それもそのはず。
  今日は運転し続けていましたから。それに、これから350キロも運転しなければなら
  ないのです。

  21.00 尻焼温泉から出動
  草津温泉も行こうと思っていたけれど、これまたメジャーなのでパス。それより、これ
  から名古屋に帰るんだから、、、学校へ行きましょう。

    ===
    R144を西へ
    群馬県→ 長野県

    R152を南へ
    R142を南へ

    岡谷ICから高速(中央自動車道)に乗る
    ===

  全行程6700H
  燃費は不明
  ガソリン代不明(93円〜115円/リットル)


内 訳 金 額
カーナビ 80000円
カーフェリー 40000円
(18000円+22000円)
有料道路 10000円

ガソリンで代

65000円

衣料品 20000円
寝 具 5000円

食料費、入場料(博物館・美術館・遺跡・神社)、入湯料、その他
150000円

宿泊費
0円
合 計 370000円

  金は普段の生活の延長線上にあることが良く分かった。旅の早々、カーナビが動かなくなりポータブルの新品を購入した。これは不要物にみえるけれど、彼がなければ何度も道に迷い、山や街でストレスをため目的を果たせないことがたくさんあったと思う。だから、私の旅(生活)スタイルとして絶対に必要だ。詳細は分からないけれど、1日生活する(遊ぶ)ために1万円必要だったので、逆に考えると、普段それ以上稼いだ金は貯金できることも分かった。

  

最期までお読み頂き、ありがとございました。
日本旅行記『東北地方』2003は、お終いです。

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(c) 2003 fukuchi takahiro