このページは旅行記『バルカン半島9ヵ国 2009夏』 2009 AUG.11 - AUG. 31  です

3日目 2009年 8月 13日(木)
==ウィーンから、スロベニアの『ブレッド湖へ』==================
 ウィーン(オーストリア)→(鉄道)→ リュブリャーナ(スロベニア)
    →(バス) ブレッド湖

(1) ブレッド湖畔のサイクリング
(2) ブレッド城の見学
=================================ブレッド湖畔泊===

5:45 起床
 シャワーを浴び、画像を転送し、荷物をまとめる。

6:30 朝食
 とてもお腹が減っていたのでたくさん食べる。リンゴとパンとチーズを頂戴する。

7:00 チェックアウト
 フロントに誰もいないので、朝食や掃除のおばさんにさよならの挨拶して終了。
 おばさんの笑顔が素敵なので爽やかな気分。


上:私が宿泊したペンション(画像をクリックすると拡大します

 シュテファン寺院の鐘を聞きながら地下鉄乗り場へ歩く。

 地下鉄構内で、南駅までの路線を確認する。
 南駅まで乗り換えなし(U1)で3区間。
 1回券を購入し、日時を刻印して乗る。


上:ウィーンの地下鉄の自販機
  タッチパネルでカード決済も可能


上:1回券は1.8ユーロ
  僕は小銭で購入

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上:英語の画面
  メインはドイツ語で、フランス語やイタリア語もある


上:改札口はない
  自分で青色の機械に入れ、日付けと時間を印字する


上:ウィーンの市営地下鉄の中

 地下鉄『南駅』を降りてから15分ほど歩いた。

 途中、銃を販売している店のガラスに弾丸が5発打ち込まれていた。何らかの恨みを買っているのだろう。


上:ウィーンの路面電車

 ちょっと悔しいことは、地下鉄『南駅』から鉄道『南駅』までの徒歩20分ほどの距離を走っている路面電車を知らなかったことだ。僕はそれに乗りたかった。歩いているうちに、2本も通り過ぎていった。地下鉄を乗る時に印字してからの有効時間内(45分?)なら、路面電車も利用できるのだ。

7:30 鉄道『南駅』で列車の確認
 電光掲示板にはっきり表示されているので迷うことがなかった。

上:鉄道『南駅』構内
  赤い自販機は、前に紹介したものと同じ
  路面電車のチケットで、地下鉄も乗れる
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上:電光掲示板で列車を確認
  僕が乗るのは下から3番目
  7:56発、列車番号よめず、リュブリャーナ行き、14番ホーム


上:14番ホーム

 早く来たお陰で、2等車の窓側をゲットした。わずか数10分で大きなアドバンテージが取れるのは嬉しい。
 時間がたくさんあるということは、非常に大切なことだ。

7.40 パソコンを開いて日記を書く

8.00 出発予定時間を6分過ぎても動かないけれど、
  これは直通列車なので何も心配することはない。
  到着が少し遅れるだけの話だ。

 ちょっとした興味はオーストリア出国とスロベニア入国の手続きだけど、きっと、何もなかったように過ぎていくと思う。それはとても大切なことだと思う。国境で審査をするような関係なんて、ろくなもんではない。利害を守っているように感じるが、実態は自国も他国も、自分も他人も信用していない(できない)政治家が行なう行為だ。


上:車掌に路線案内をしてもらう乗客


上:車窓からの風景

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上:車窓からの風景


上:終点に近くなり、僕1人になったコンパートメントに入ってきたスロベニアの高校3年生。いろいろお話しました。

14:30頃 スロベニアの首都『リュブリャーナ』着
 そういえば、知らない間にオーストリアの国境を超え、スロベニアに入国していた。もしかしたら、上の写真の川が国境だったのかも・・・


上:カラフルにボディーペイントされた列車。おそらく、若者達が自主的に描いたものだろう。

14:42 フレッド湖までのバスの切符購入


上:鉄道駅のすぐ目の前にある小さなバスターミナルの切符売り場
 首都『リュブリャーナ』から目的地『ブレッド湖』まで、6.3ユーロ


上:切符売り場の中にある小さな店で、エスプレッソとパンを頂く
  昼飯を食べるのを忘れていた!


上:リュブリャーナの鉄道駅、および、バスターミナル前の大通り

15:00 ブレッド湖に向けて出発


上:バスの車窓から、リュブリャーナの市街を写す
  僕は幸運なことに、最前列の座席を手に入れた


上:スロベニア国内のとある街角


上:同上


上:同上

16.30頃 ブレッド湖着
 僕は終点まで乗った。そこには、ブレッド湖のツーリスト・インフォメーション・センターがあった。そこには1人のお姉さんがいて、宿を紹介してくれた。本当は自分で歩いて探したかったけれど、生憎の小雨で歩く気になれなかったのだ。

 しばらくして、宿のおじさんじゃなくて、1台のタクシーが迎えに来た。車の屋根に電気で光る『タクシー』が載っている。助手席の前には、『3Kmまで15ユーロ』の固定料金が表示されていたから、焦った。ぼったくりかも! でも、そのお兄さんはタクシーの運転手でありながら民宿も経営しているということだった。あー、助かった。

17.00頃 民宿にチェックイン
 インフォメーション・センターのお姉さんの話では1泊20ユーロだったけれど、現場では16ユーロに値下げされた。理由はさっぱり分からないけど、そのままにしておこう。それより、この民宿は湖畔から遠い。歩くと30分かかりそうだ。ロケーションにこだわる僕としては、お金に代えらいものがある。でも、とても素晴らしいことに、ここには貸自転車があった。

 僕はさっそく貸してくれ、と頼んだ。お兄ちゃんは、「今はレンタル中で1台もないけれど、ぼろぼろの自転車があるから無料で貸してあげる」と言う。何たる幸運! 僕はさっそく湖畔へのサイクリングに出かけた。陽は傾き、日中の明るさは失われているけれどまだまだ走れる。それに、今日はまだ何もしていない。

ブレッド湖の民宿情報
HOSTEL HACIENDA
JELOVSKA 25
386 31 321 100
16ユーロ
無料の貸し自転車が1台だけある

ブレッド湖畔のサイクリング

上:湖の中央に浮かぶ『ブレッド島』にある聖マリア教会。
 ボートで訪問することもできるけれど、僕はしなかった。
 ※ 上の画像をクロッキーすると教会部分が拡大します。

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上:湖畔サイクリングに成功し、大満足な僕。

 ブレッド湖を走り終えてから、ブレッド城を訪ねた。そもそも、ここに到着したのが午後5時だったから、城の見学より湖畔のサイクリングを選択したのである。時間はすでに午後6時半を回っていたし、僕は当然のように閉門されている思ったが、その入り口を一目見たかったのである。

18:40 ブレッド城の見学
 思いがけないことに、城は開いていた。20時まで開いているということなので、明日に先送りする必要はない。僕はさっそく入場した(7ユーロ)。


上:ブレッド城の石畳は、コンパクトながらも歴史を感じさせる。


上:城からの湖を望む。中央のブレッド島には聖マリア教会。


上:動物の骨(城内の博物館の展示物)


上:民族衣装


上:太い柱、石柱など昔の建造物がちらちらと、

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上:何だか分からないサインと硬貨


上:同左


上:城内には専用の小さな教会もあった


上:城のテラスから、ブレッド市街を望む
 この写真をクリックすると、湖畔に面したホテル群の部分が拡大します。

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上左:見学を終えて、アイスクリームを頂く。
上右:城内から、湖畔を撮影する女の子。
 驚いたことに、城が写っている写真は上の2枚だけ。悪しからず、、、


上:城を出て
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上:翌朝に撮影したブレッド城
 湖面から100メートルほどの高さにある。登り口が分かりにくいが、たくさんいる観光客に尋ねれば教えてくれるだろう。


上:雲が厚く、黄昏れずに暗くなったブレッド湖、聖マリア教会。

21:40 夕食
 ガソリンスタンドにあった僅かな食料を買い、それを夕食とする。さすがにみじめだけど、沢山遊んだから仕方ない。


上:本日の夕食

1 ワインとサンドウィチとポテトチップスで、9.6ユーロ(ワインは落として割れる)
2 パン2つとジュースで2.9ユーロ
3 ビールフレイバーで、0.98ユーロ

うーん、惨めな原因が分かった。
ワインを落としたことだ。
スロベニアの赤ワイン、飲みたかったなあ。

店は社会主義諸国みたいに21時ちょうどで閉店
買い直し不可
あー

続きをどうぞ!

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