このページは旅行記『ギリシャ&アルバニア 2010夏 2010 AUG.3 - AUG. 24  です

22日目 2010年 8月 24日(火)
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 北京(エティハド航空の飛行機)→ 名古屋国際空港
 (名鉄電車)→ 金山(地下鉄)→ 自宅

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9:40 北京空港 
 北京空港にいます。飛行機の中で、機内清掃が終るのを待っています。私の座席の下にある電源がオンになったので、最終日の日記を書いています。ギリシャと北京の時差は5時間なので、ギリシャ時間のままになっている私の時計は朝4:40ですから、ほぼオール状態です。とくに頭が痛くないので不思議ですが、お腹は減っています。『北京での清掃時間は2時間』との案内もありましたが、安全のためのビデオが流れ始めたので、そろそろ離陸すると思います。私はエコノミークラスの最前列『EXITシート』に座っていますが、ファーストクラスは誰もいないようですし、私の後ろには30人ほどしかいないので、北京〜名古屋のフライトは赤字でしょう。これから、後ろの座席に移動して、横になって毛布を頭からかぶり、本格的な睡眠に入るかも知れません。乗客全員が同じようにフラット・シートのようにして眠ることもできるでしょう。


上:映画とビール

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上:映画とワインと食事

 中部国際空港に到着した時の思い出を1つ紹介しましょう。

 1つは気候に関するものです。ギリシャやアルバニアの最高気温は、名古屋とほぼ同じ36度C〜37度Cでした。この時間帯、つまり、午後2時〜午後6時に活動するのはかなり珍しい観光客だけで、街はゴーストタウンとなりました。ほとんどの人は自宅で昼寝しているのです。このような気候条件(気温)に慣れていた私は、名古屋の高温に驚くことはありませんでしたが、飛行機内から1歩外へ出た瞬間、「雨?」と思い、空を見上げました。しかし、天気は晴れ、雲はほどんとありませんでした。湿度100%、低温サウナという表現もありますが、それより「雨の気配」を感じる空気に驚きました。台風の熱い空気の中にいるようなのです。

 それから、冷房がよく利いた空港内へ入り、日本への出国審査を受け、手荷物を受け取り(荷物が破損していたので6000円受けりましたが、儲けはありません)、そのまま空調が良く利いた室内を移動し、名古屋市内へ向う電車へ乗ろうとしたのですが、乗ろうとする瞬間に、また「雨?」と思い、空を見上げました。もちろん雲はありません。晴れです。それほど名古屋の湿度は高いということです。特別列車(冷房が良く利いている)に乗り、約40分で金山駅に到着したのですが、そこで降りるときも本気で空を見上げました。空が十分に見えないプラットホームをうろうろして雲を探したのですが、見えるものは青い空ばかりでした。

 地下鉄に乗り換え、自宅へ戻った時には、身体がこの湿度を思い出し始めていました。地下鉄のぬるい冷房がちょうど良いのでしょう。自宅へ戻り、冷房が大好きな私は即刻クーラー漬けの生活に戻りましたが、しばらくの間、屋外へ出るたびに夏の眩しい空を見上げならが、肌で感じる雨の感覚を楽しんでいました。

 最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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