このページは旅行記『ギリシャ&アルバニア 2010夏』 2010 AUG.3 - AUG. 24 です |
13日目 2010年 8月 15日(日)
===オフリド湖に面したリン村=========================
8:30ベラト(バス)→ 10:30ペキン
ペキン城趾をバスの車窓から撮影
(バス)→ エルバサン
エルバサン散策
12:55 エルバサン(乗合タクシー)→リン
リン村の散策
==============================リン泊(1/1)=====6:20 起床
昨日と同じ明るさでも、4時間早起きです。大きなベランダがあると、こんなに違うものだと朝から驚きです。シャワーを浴び、荷物をまとめました。ホテルの朝食の時間は分かりませんが、7時から食べて、8時のバスに乗りたいと思います。今日の最終目的地は『LIN』という村です。ただ、どのような方法がたどり着けるのか分かりません。でききれば、ちょっとした遊び心もあって鉄道を使いたいのですが、それには鉄道駅が近くにあることと出発時間が合うことの2つの条件が必要ですから、難しいでしょう。7:05 朝食
このホテルは頼んだものしか出てこないようです。昨日は当然出てくると思っていたジュースが来なかったので、今日はきちんと頼んだのですが、かわりにバターが出て来ません。焼いたパンは5枚も出てくるのに変です。タバーをくれと言えば、いつでも出してくれますが、オムレツの油で十分頂けました。このホテルのお勧めはコーヒーです。十分な甘みを感じます。昨日も今日も2杯頂きました。7:50 バスターミナル
バスターミナルは、ホテルから徒歩1分です。多くのバスが8時に出発するので、10分前にいけば、よりどりみどりになるでしょう。8:30 ベラト発
エルバサン行きのバスに乗りました。とても理想的な目的地になりました。出発まで30分ありますが、乗客は私1人だけなので、運転手の2つ後ろの席に座りました。逆サイドは南になり、太陽が当たるからです。また、先頭席は足の置き場が狭く、ゆったりすわることができません。私はパソコンを開き、日記を書きました。乗客が全く集まらないので、出発が8分遅れましたが、出発したので嬉しいです。乗客は私1人です。それから、街の途中で数人拾い、次の町でまた数人拾い、という調子で進んでいきました。このバスは長距離を走りますが庶民の足のようです。
上:バスの車内
上:ベトラの街
上:ベトラの古い橋
上:結婚式の様子をVHSビデオカメラで撮影している人
これは結構見かける風景です。クラクションを鳴らして走ります。この写真はバスのフロントガラス越しに撮影したものです。
上:鉄道の鉄橋10:30 ペキン城趾
幹線道路からペキン市内への道へ入りました。雰囲気のある場所に来たなあ、と思って車窓から写真を撮っていたのですが、それがペキン城趾でした。
上:城壁らしきものを背景にした馬車
上:ぐるっと回ったところ(バスの車窓から撮影した写真2枚をちょっと強引に合成しました)
上:看板『ペキン城』
いきなり英語のプレートを見つけて吃驚しました。
上:同上上2枚:同上
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馬車のおじさんが通過して、反対側に来て終了でした。とても短い時間でしたが楽しかったです!11:15 エルバサン着
私のバスが到着した長距離バスターミナルは、これからの乗り継ごうとしているバスターミナルとは違うようです。約500メートルの距離で、その間に、ちょっとした見所もあるようなので楽しみです。この情報は、バスターミナルにたくさある営業所の1つで教えてもらいました。ジュースを飲み(80レック)ながら、楽しく会話しました。その青年は、地図を書いてくれただけでなく、わざわざ途中まで案内してくれました。サンキューです。エルバサンに滞在したのは100分間ですが、写真がたくさんあるので別ページで紹介します。次の写真をクリックして下さい。
エルバサン散策
12:55 エルバサン発
乗り合いタクシー乗り場では、『ポゴドレック行き』の最後の1人の乗客を探していたようです。私の乗車と同時に出発しました。最高のタイミングです。料金は400レック。私は途中下車しましたが安くなりませんでした。当然のことです。
上:泥岩のように見える石灰岩?
上:とある街
上:とある峠。冷たい沸き水で冷やされた缶コーヒーを見つけて、衝動買いしてしまいました。.
上:とある街の観光案内板。良いものがありそう!
上:とある川
上:乗り合いタクシーから見たオフリド湖に面したリン村14:25 リン着
私が降りたのは、リン村に向う細い道と幹線道路のジャンクションです。村が見えていたので、元気に歩きました。1kmもなかったと思います。ホテルが2軒ならんでいましたが、大きな方に入ってみました。
上:リン村に隣接する幹線道路
右に写っている白い車は、私を運んでくれた乗り合いタクシー。中央に写っている4人は、逆方向のタクシーを待つ人々。
上:ロバ1匹
上:鉄道.
上:麦畑
上:ホテル14:45 ホテル『レザ』にチェックイン
いい感じの男性に2階の部屋を見せて頂きました。海が見えるベランダありましたが、少し高い部屋が良いと言いました。でも、3階以上は建築中のようなので、20ユーロを15ユーロにしてもらい、そこに決めました。ベッドは3つあります。エアコンはありませんが、夕方5時を過ぎると寒くなると言うので大丈夫でしょう。
上:翌日写した私のホテル右上:ホテルの看板
右下:ホテルの御主人と記念撮影
彼には『ラキ』を奢ってもらいました.
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上:私の部屋それから村を散策しました。期待感が大き過ぎましたが、良い村であることは間違いありません。伝統的な黒い服を着た女性が仕事をしているのですが、カメラを向けることはできませんでした。小さな村は、あっという間に情報が伝わるので下手な真似はできないのです。片手を上げて挨拶したり、両手でがっしり握手したり、顔を正面に向けたまま左右の肩につけるように頭を振ったりしました。言葉は一切通じませんが、「ヤポニヤ(日本人)」と言うと、一様に満足してくれます。
上:リン村
上:教会
十字架を発見しました。それよりバックの断崖が気になります。
上:教会の一部?
上:断崖を利用して建てられた民家、家畜小屋
上:花のあるホテル
上:葡萄のある民家
上:同上
上:同上右:葡萄
品種不明.
上:葡萄のある民家
上:同上
上:同上
上:葡萄のある民家
その先の、どん詰まり感が素敵! どんどん歩いきましょう!
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さらに村を進むと、ウシやヒツジがいました。狭い道になり、家畜の糞の匂いが満ちてくると、アジアの小さな村を歩いてるようです。アジアの香りは10mほどのことでしたが、とても懐かしい気分になりました。
上:放し飼いの鶏
上:薪?.
上:同左
上:放し飼いの猫それから、岩場を歩きます。湖岸にある僅かな平地は畑になっていて、イチジク、トマト、ピーマンなどいろいろな作物が作られています。盗まれないように簡単な柵や出入り口が作られていますが、その気になればいつでも入れます。
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上2枚:いよいよ良い感じになっていく断崖それより、畑の方で水浴を楽しんでいる人がいます。作物か野草か雑木か、よく分別できない植物が邪魔で見えないのですが、自分の敷地で楽しんでいるようです。小さな扉を開ければ私も入れますが、あまりに小さな敷地が連続していて、そのほとんどで水浴を楽しんでいるものですから、気が引けるのです。1時間ほど歩いたところで、とうとう1つの扉を開け、湖の中に入りました。私は水着を着てきたのです。そして、誰のものか分からないボートの上に寝そべりました。周りには平面がなく、大きな石がごろごろしているので横になれないのです。いくつかのボートが私の目の前を過ぎていきました。
上:普通に遊んいる感じの人々
これが日常、休日の在り方なのでしょう。
上:同上
上:同上
上:同上
上:同上
異次元空間のように見えるけれど、これが日常空間
上:同上
こんな少年時代を過ごした人々は素敵な大人になると思います!さて、帰り道は違うルートを使いました。岬をぐるっと1周するルートです。
上:オフリド湖
とりあえず撮影してみました。一般観光客はここには来ないでしょう。
上:ちょっと違う雰囲気のリン村
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17:25 ホテルでビールを頂く
大ジョッキを飲んでいる人を見てしまったので、誘惑に負けてしまいました(120レック)。
上:ホテルのオーブン・バーで「頂きます!」夕食
マスを食べました。魚です。これが当たったのかどうか分かりませんが、一晩中お腹が不調でした。他に口にしたものは、サラダと店のご主人からもらった蒸留酒『ラキ』と水です。一番怪しいのは生水です。
上:本日の夕食
上:オフリド湖で遊ぶ2人の少年
続きをどうぞ! 私の日記 14日目