クロッキーF美術館コレクション

ビデオ:クロッキーの描き方
12feb15-09

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このページの下に、上のクロッキーを描いたときのビデオがあります。ビデオ撮影初挑戦なので、いつもより集中力が欠けましたが、全体の描き方は最近の標準です。今日はこんな感じで25枚ほど描きました。

ダウンロードに時間がかかる人のために、もう少し雑談しておきます。
 ファイルサイズ:34.7MB
 ビデオ時間:2分41秒

鉛筆はカステル社のものをカッターナイフで削り、手作り鉛筆立てに並べます。HB、2B、3B、5B、7B、8Bの順です。ただし、このクロッキーは本日9枚目なので、鉛筆はすでに机に転がっています。紙は普通コピー用紙(A3サイズ)です。

机右上にある紙コップは、コーヒーを飲むためものもです。ただし、今日は忙しくて飲んでいる時間がありませんでした。バレンタインデー翌日ということで、モデルさんが生チョコを持ってきてくれましたが、それは美味しく頂きました(本当の雑談だぁ)。

紙は数枚重ねます。下敷にして、クッション性を確保するためです。たった1枚の違いで、鉛筆のタッチは大きく変わります。ま、私の場合は筆圧が高くて下の紙が傷ついたり、勢いあまった線が下の紙までいってしまうので2、3枚重ねるだけです。

前のポーズが終ると、紙をトントンと揃えて気持を整えます。モデルさんを見ながらそろえるときもあるし、見ないときもあります。描く作戦を錬りながら、心が整うまで紙を揃えます。

紙を縦にするか横にするかは重要です。立ちポーズのモデルでも紙を横にすることがあります。次に、鉛筆の濃さを選びます。今回は3Bから始めました。

初めに描く部分は、画面の中央あたりです。ぐっと捻った腰を描きたいからです。それを補足説明するための背骨や背筋の動きも描きたいです。左腕を上げて竹刀を支えているので、背中は力強く明確な筋骨を描けるはずです。

後書きも添えておきましょう。

ポイントになるはずの竹刀は、紙が動いて方向がずれてしまいました。竹刀を描くために硬いHBに持ち換えたことが原因の1つです。あらららら・・・台無し? ですが、仕方ありません。気を取り直して、最後の追い込みに入ります。両足はもう少し描きたかったのですが、時間切れです。あと5秒あれば、左膝下と右腕をもう少しできたと思うのですが、無理して描くより、潔く終ることを選びました。

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