中学校理科の復習2 太陽の動き金星の見え方 のページを提示しました


      == 太陽の動き、金星の見え方 ==

  <本時の狙い>
  1 太陽の『見かけ上の動き』を理解する

  2 そのための復習
   ・ 地球の公転
   ・ 地軸の傾き
   ・ 太陽の南中高度の変化 

  3 金星の見え方をまとめる

  <留意点>
  ・ 観測者の視点を明確にする
   1 天の北極: 地球の公転
   2 北半球:  太陽の見かけ上の動き
   3 天の北極: 金星の見え方
     特に、地球の地軸が真上から見える事をおさえる

  <教師の準備>
        自作プリント

  <Aさんのプリント>

   上図: 質問「四季があるのは何故?」
       答え「地軸の傾きと地球の公転です」
                     だたし、北半球の場合


  下図  『太陽の動き』
    ・ 昇る角度、沈む角度は変わらない
    ・ それらの位置は、毎日変わる
    ・ 『春分・秋分』は真東から昇り、真西に沈む
    ・ 南中高度については、次のように求めた
   
  <名古屋市の南中高度>
   春分、秋分の日= 90度ー(名古屋)
          = 90度ー35度
          = 55度 
   
      冬至の日= 90度ー(名古屋)ー(地軸の傾き)
          = 55度ー23.4度
          = 31.6度 

      夏至の日= 90度ー(名古屋)+(地軸の傾き)
          = 55度+23.4度
          = 78.4度



  <板 書> 金星(ビーナス)の見え方
                      ※ 我ながら汚い

   1 地球(時間)について
    ・ 地軸を中心に1日に1回転している
    ・ 4つのポイントを書かせる
    ・ それぞれに朝、昼、夕、夜を記入させる

  
   2 東西南北について
    南: 正午の太陽の方向
    東: 太陽の昇る方向
    西: 太陽の沈む方向

   したがって、この図の場合、地球上の方位は時間によって変わる

 ==<生徒の様子>====================
 
1 太陽の動きについては良好である
   ・ 地球の公転
   ・ 地軸の傾き
   ・ 太陽の南中高度の変化

 2 金星の見え方についても、良く理解していた

 3 生徒、教師とも満足である
 =============================

  <本時の考察>
 ・ 教師は復習事項をテンポ良く発問し、全員当てるとよい

 ・ 太陽の動きは、当日(1月19日)を書き込むとよい
  ア) 公転面上の位置
  イ) 天球面上(日の出、日の入り)の位置

 ・ 金星の見え方につては、多くの生徒が「やっと分かった」
  と喜んでいた。この問題は『机上の空論』のようだが
  『星』関係は大変興味を持っており、楽しんでいる

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  (c) 1999 fukuchi takahiro

(以下余白)