このページは、1年理科『生物』1999/takaの授業記録 です

  実験1 光合成
                  1999 05 21(金)晴れ
  「晴れ!」
  今日は光合成の実験である

  内容はやや難解で、
  植物は『二酸化炭素を使って』光合成を行うことを確かめる

  例年、多くの生徒は(授業中)納得するが、テストになると出来ない

 

 (左上:理科室でセット)  (右上:経過観察)


  <<授業の流れ>>
   教科書を読み、光合成についてプリントにまとめる
    二酸化炭素 + 水 + 光 → デンプン+ 酸素

    ※本当はデンプンではなく『ブドウ糖』であるが無視
    ※小学校では酸素、二酸化炭素の出入りを学習していない

  2 BTBの性質を知る

   (水酸化ナトリウムを加える)
  →(二酸化炭素を加える)
  →


 (右:息
(二酸化炭素)を吹込む生徒)


    ※私が演示した時「先生、手品師みたい」の歓声が上がる
     確かに1滴の水酸化ナトリウムで

     それに(真っ赤な顔で)息を吹き込み

     の反応は鮮やかで美しい

    
    ※正しくは『酸・アルカリ』反応であるが、ここでは触れない

  3 実験目的は、光合成の反応の中でも『二酸化炭素の出入り』を
   調べる実験である事を知る

  
  (上:実験の手順/Aさんのプリント)

  4 手順にしたがい準備
  (左:理科室でセット)
       日なた +オオカナダモ
       日 陰 +オオカナダモ
       日なた +な し

  5 教室に持っていき、日光の当たる場所に置く

  (左:窓辺のオオカナダモ)
       (二酸化炭素が使われたことが分かる)
       変化なし
       変化なし

  (左:B君のプリント)


  <<授業を終えて>>
  日光に当てるとAの試験管だけ青色になる。と同時にオオカナダモ
  から泡が出てくる

  この泡は『酸素』である

     授業の終了時、
     「教室に持っていき、日光に当てておきなさい」
     「また、色が何回も変化するから気づいたことを記録しなさい」
     と指示した。

    
  生徒達の観察記録を見るのが楽しみである

  (左:のところに酸素)

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(C) 1999 Fukuchi Takahiro