このページは、1年理科『生物』1999/takaの授業記録 です

  観察9 葉緑体       
                  1999 05 19(水)曇り
    
  『シロツメクサの葉』を持参させ、光合成の実験をする予定。が
  理科室に『ヨウ素液』が無いのである。用意してきた生徒に謝り、
  急遽、オオカナダモの葉緑体観察に切り替えた。 

  (左:オオカナダモ)
                    金魚鉢の中によくある


  <<授業の流れ>>
   教科書を読み、光合成と葉緑体につて復習する

   ヨウ素液の性質をまとめる
    →(デンプンがあると)→
    →(糖があると)   →変化なし

   オオカナダモを観察する

  
  (上:オオカナダモの葉緑体/テレビの映された顕微鏡画像)

     実際の葉緑体はゆっくり動いている

     晴天なら活発な動きを観察できるが、本日曇り。
     それでも、プレパラート上で光を当てておくと
     次第に動きが良くなるので面白い


  <<生徒の様子>>
  ・ 「白けるかな」と思ったのは間違いで「わあ、見えた見えた」
   の大歓声。何故、こんなに喜ぶのか教師の私には分からない。た
   ぶん昨日、(顕微鏡で)何も見えなかった生徒が見えたからか、
   あるいは、教室の電気を消して照明装置を使ったので雰囲気が出
   たのか、どちらにしても盛り上がったことは間違いない。

  ・ 細胞については前回、十分理解していなかったようだ。
   「先生、あの四角いの何?」の質問に答えると「ああ、そうか」
   の返事がクラス全体から返ってきた
                    「ああ、びっくり!」

  
  (上: Aさんのプリント)

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(C) 1999 Fukuchi Takahiro