このページは、1年理科『化学』1999/takaの授業記録 です

  実験2 水酸化カルシウム・炭酸カルシウム
               
 1999 07 09(金)

  生徒の手際が良くなり
  大変嬉しい


 (左:水酸化カルシウム
   と炭酸カルシウム。
   どちらも白い粉で、
   水に溶かすだけでは
   区別できない)

  


  <<授業内容>>
  1 教科書を読んで実験手順を知る
   1) 初めの状態を観察する
   2) 水に溶かす
   3) ろ過する
   4) ろ紙につて記録する
   5) ろ液につて調べる
     ・ 色
     ・ リトマス紙
     ・ 水を蒸発させる
     ・ 息(二酸化炭素)を吹込む

  2 生徒実験(前半)
   1) 実物をプリントに貼る(セロテープ)
   2) 約1g取り、50g(ビーカー100)の水に溶かす
   3) 3分以上かき混ぜ
、その後、記録する
    ※ 一斉に記録させた方が静かに落ち着いて良い

  3 生徒実験(後半)
   1) ろ過の方法を知る
    ・ ろ紙を4つに折る
    ・ 水で密着させる
    ・ ガラス棒で、静か
     に入れる(右図)
     この時、できるだけ
     低い位置で操作する

    
※ 何と!
     ウチの学校に漏斗が
     ない(私の準備不足)

   2) ろ液(ろ過した液体)を調べる
     ア) 色
       → どちらも白いどろどろの液体で見分けれない
     イ) リトマス紙
      → やっと違いが出た
      ・ アルカリ性(左図)
       水酸化カルシウム

      ・ 中 性(右図)
       炭酸カルシウム

     ウ) 水を蒸発させる
      → 違いあり
      ・ 白い粉が残る(右図)
       水酸化カルシウム

      ・ 何も残らない
       炭酸カルシウム

     エ) 息(二酸化炭素)を吹込む
      →  違いあり
      ・ 白く濁る(右図)
       水酸化カルシウム

      ・ 濁らない
       炭酸カルシウム

  3) ろ紙を調べる
    ハサミで『ろ紙』を切り、添付する生徒も見られた(下図)
    


  <<授業を終えて>>
  何と言っても、生徒の手際の良さが嬉しい
  また『息を吹込む実験』では、
  「やりたい、やりたい」
  と言って、じゃんけんする姿に教師の喜びを感じる

  結果については、全体でまとめていないが良好である
  次時、詳細に検討したい

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(C) 1999 Fukuchi Takahiro