このページは、中1物理1999/takaの授業記録 です |
力を矢印で表わす
2000 2 21(月)
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◎ 授業の流れ
1 力は矢印で表わすことができる
「右向き3cmの矢印を書きなさい」と指示
→ 生徒全員がO.K
「矢印には2つの要素がありますが、それは何と何ですか?」
→ 方向と長さ2 基準になる長さ(大きさ)を決める
次の4つの力について考え、それぞれの力を矢印を使って図示させる
1) 上向き2g重の力
→ ほとんどの生徒が何も考えずに2cmの矢印を書くだろう。しかし、何人かの生徒は「1cmって何g重なんだろう?」と疑問を持つ。」とつぶやきので、それを拾い上げて「矢印を2cmとした場合、1cmは何g重か」と発問する。逆に、1g重の大きさを3cmとしたとき2g重は何cmになりますか、と発問することも理解を深める。1g重を1cmとする2) 斜め下向き1.5g重の力
→ 方向、長とも問題ない3) 右図のように、壁を押す80g重の力
→ 作用点については、あとで指導する
→ 「矢印の長さを2cmか8cmか、どちらにする?」とクラス全体に訊ねたところ、2cmになった。すると、次の問題は力の大きさの基準である。先ほどは1cm=1g重だったけれど、今回は1cm=40g重になる。左図のようにして説明したが、生徒はとても苦手である。
4) 上向き0.25g重の力
→「1cmか2.5cmのどちらにする?」と訊ねたところ、1cmになった。すると、基準は次のように明快になった。
0.25g重を1cmとする3 作用点・作用線
(1) 右図のようにして、やや斜にした白紙を黒板にあてる
(2) 紙の左上端から真横にA、右下端から反対方向にBの力を書く
(3) AB同時にひっぱると、紙がどうなるか考える
→ 「破れる!」などの答えはムシムシ
→やがて正解の答えが出る(4) 図のように板書する
左右からの力は1直線上になってつりあう
(5) 作用線についてまとめる
(6) 作用点についてまとめる4 本時のまとめ
教科書を読みながら重要部分に線をひき、練習問題をやって終了。
授業を終えて
理解度が高く、いい感じでした。
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