このページは中学校2年理科『化学』/takaの授業記録2000です |
実験1 スチールウールを燃やす
2000 04 18(火)
台所で使う『金たわし』。 観点はいくつかあるけど、まず みなさんも予想して下さい 解答は後述。 |
<<授業内容>>
1 スチールウールの紹介
その日本語訳を『鉄毛』とした。すると、毎度のことながら
下品な生徒が「けつげ」と発音する。(教師側も、ある程度
期待しちゃったりして、、、)
鉄を燃やすことが目的だけど、そのままでは難しい。そこで、
反応しやすい「毛状の鉄」を使う。市販のボンスターが安価
で良い。
2 鉄を燃やすとどうなるか予想する
はじめ、生徒の考えは浅い。
・ 赤くなる
・ 燃える
そこで、臭いや手触りなどに着目させると、
・ ぼろくなる
・ 赤くなるが変わらない
・ 臭くなる
・ ぱちぱち音をたてる
などと5感を使った予想になる。
さらに、重さについて予想させると意見が完全に分かれる
1 重くなる (33%)
2 軽くなる (33%)
3 変わらない(33%)
3 実験手順の説明
1 ガスバーナーの使い方の確認 7 十分に冷してから、重さを測る(右図) |
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4 生徒実験
(上:息を吹き掛ける生徒)
スチールウールの中心部が赤く反応するので、結構楽しい
◎ A君の学習プリント(下)
A君は0.9g→ 1.1gだった
6 結果を板書する
実験結果を板書させた。また、早くやり終えた生徒には、重さを
変えてもう一度やるように指示した
(上:どの生徒も、重さが2割程度増えている)
7 重くなった理由を考える
さらっと発問したところ、さらっと答えが返ってきた
(上:Bさんの学習プリント)
8 まとめ
Bさんのプリントにもある通り、
鉄+酸素→ 酸化鉄
◎ Cさんの学習プリント(一部)
授業を終えて
2年生になって初めてだったけど、実験した。結果は上々。班は、
出席番号順で指定(男女各2人)したが、これも良かった。
『燃やす』か『熱する』か
どちらのするか迷った。最終的には、化学反応の化合のうち、激しい
酸化を燃焼(燃やす)にする予定である。
...
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実験2 マグネシウム
の燃焼
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(C) 2000 Fukuchi Takahiro