このページは中学校2年理科『化学』/takaの授業記録2000です

  実験2 マグネシウムの燃焼
              
 2000 04 20(木)

  マグネシウムは白煙を上げて
  激しく燃焼する

  その炎には目に有害な紫外線
  を発生するので、凝視しては
  いけない。

  また、燃焼中は高温になり非
  常に危険である。

  ベテランの先生には2003年度の実践『実験5 マグネシウムの酸化』をお勧めします。


 <<授業内容>>
 1 実験1(マグネシウムの燃焼)
  1 実験手順の確認
  ・ たくさん燃焼させると危険
  ・ 燃焼中、手を下にやらない
  ・ 反応前後の物質をセロテープで添付する
  ※ 演示した後「重さはどうなりますか?」と発問すると、ピン
   セットに残る『灰』は少量なので、ほとんどの生徒が「軽くな
   る」と答える。しかし、空気中に散らばった『灰』も集めると、
   重さは50%近く増加する。

  2 生徒実験
   
        (上:A君の学習プリント)
  ・ 全員が、燃焼前と後の物質をセロテープで添付した。
  ・ 重さを測ろうとした生徒もいたが、はじめの重さが1g前後で
   あること、また、燃焼後の物質が空気中に拡散してしまい測定が
   困難であることから重さの測定は中止した。

 2 実験2(銅の燃焼)
  1 実験手順の確認
  ・ たくさん燃焼させると危険

  ※ 同様に「重さはどうなりますか?」と発問すると、今度は、ほ
   とんどの生徒が「重くなる」と答える。正確な実験では約50%増
   加する。

  2 生徒実験
   
 (上:銅を燃やす)      → (上:濡れぞうきんの上で冷やす)

  
   (上:プリントに燃焼後の銅を添付する生徒)

 3 本時のまとめ
  
  (上:Cさんの学習プリント)

  ・ 前時に「酸素の化合」を学習しているので、容易に理解できる

 ◎ Dさんのプリント
  
  ・ 全員の生徒が、
     マグネシウム→ 酸化マグネシウム
     銅     → 酸化銅
    の実物を添付した    
   


  授業を終えて
  加熱する前と後で物質が異なることは、理解できたと思う。そして
  物質と『酸素』が化合することを『酸化』ということも大丈夫だろ
  う。しかし、酸化は反応速度によって1 爆発 2 燃焼 3 さ
  びる
 と名称を変えることはことについては怪しい。次時、確認す
  る必要がある。

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実験1スチールウール
を燃やす

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実験3酸化銀の分解
(還元)


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(C) 2000 Fukuchi Takahiro