このページは中学校2年理科『化学』/takaの授業記録2000です

  実験13 銅と酸素が化合する割り合い
              
 2000 05 26(金)

 ステンレス皿の上に『銅粉』と乗せて
 加熱すると重くなる。空気中の酸素と
 化合するからだ。

 今日の実験は、これを定量的に検証する。


 (右:実験装置)
  酸化鉄になると色がさまざまに変化する


 <授業の流れ>
 1 実験のねらいの確認

  1) 銅を加熱すると、重くなることを確認する
    銅+ 酸素(加熱)→ 酸化鉄
  2) 化合する割り合いが決まっていることを確認する
  3) グラフの書き方を確認する

 2 生徒実験

 1) 銅粉0.5gを電子てんびんで
  はかりとる(右図は1.0g)。
  ・ 熱による損傷を防ぐため金網
   をひいておくとよい

 2) 強火で熱する
 3) 全て酸化したら、再び質量を
  測定する

 4)1)と3)のデータをグラフ
  にする

    
   (上:Aさんの学習プリント)
 比例しているとは言い難い。なぜ、きれいなグラフが得られない
 のか原因は不明。


 <授業を終えて>
  定量的実験は難しい(定性と比較して)といわれるが、今回もいい
  データが得られなかった。銅粉を均一に捲いたり、内部まで反応す
  るように工夫したり、上部から加熱したり、いろいろやってみたが
  ダメだった。残念。「重くなる」ことを確認しただけの定性実験に
  なってしまった。

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(C) 2000 Fukuchi Takahiro