このページは中学校2年理科『化学』/takaの授業記録2000です

  テスト返却1 1学期中間テスト
              
 2000 06 01(木)
  テストの最後に調査を行なった
     今回のテストを振り返りなさい。
     ・ 良くできたところ
     ・ できなかったところ
     ・ 今後、どのようにしたら良いか
     (上記3点について、それぞれ書くこと)

  <生徒の回答>
                回答者: 71人

良くできたところ
1分野(2年でならったところ)  111111111111111
2分野(1年でならったところ)  11111111111
化学反応式            111111
全 部              111111
予告されたプリント        111
な し              111
酸 化              11
化合や分解
光合成
問題を読むと実験風景が思いだせて楽にできた。次も、こんな風にできたらいいと思う。

できなかったところ
化学反応式         11111111111111
星(金星)         1111111
植物            111111
なし            11111
1分野           1111
割合(8)         1111
全部            111
光合成           111
2分野           11
予告されたプリント
予告されたプリント以外
復習
分解と還元の違い
光合成と答えた生徒は問題意識を持っている。次回期待できる。

今後どのようにしたら良いか
もっと勉強する       11111111111
化学反応式         11111111
復習            1111111
予告されたプリント     111111
星             111111
2分野           11111
教科書を読む        111
今の調子でよい       111
理科プリントをしっかり   11
割合(8)         11
1分野           11
勉強時間を増やす  
こまかいところ
今回間違えたところをやる
にがてなところをやる
テスト中に見直しをする
均等に学習する
いろいろな実験がしたい


  <考 察>
    上の生徒の回答から、今後の参考になる材料は得られなかった。

 なぜなら、このページには載せていないが「できる生徒」と「で
きない生徒」の差が激しすぎるからだ。平均点60.1点あたりの生
徒が非常に少なすぎる。

===

出題前の作戦
 私は平均点が65点になるだろうと予想していた。また、高得点
者も続出も覚悟していた。なぜなら、今回は2年生初めてのテスト
だから、点数をたくさんとってもらい学習意欲を高めようという作
戦を立てたからだ。

具体的な問題
 具体的には4枚の問題プリントを配付し、それぞれから25%ずつ
出題した。数字などを少し入れ替えただけである。だから、1回や
るだけでも、ある程度得点できる問題なのである。

生徒の実態
 しかし、「できる生徒」と「できない生徒」の大きな隔たりは、
家庭で学習したかどうかが原因であり、30点以下の生徒のほどん
どは、全く手を付けていないと言い切れる。信じられないが、これ
は事実である。(理科に限らない)

===

 さて、今後の対策であるが「生徒の声」から明らかなように問題
点は授業ではない。家庭でいかに復習させるか、もっと勉強させる
かである。教師の力には限界があるので、うーん。

 いわゆる『2年生の中だるみ』が主な原因なのである。

 それでも、1年の時と同じように「くり返し」類似問題を出題す
ることが必要だ。なぜなら、低学力生徒はそれによって理解を深め、
得点できるようになる。もちろん、できる生徒には簡単すぎるが、
現状を考えれば仕方あるまい。

 また、「できる生徒」と「できない生徒」隔たりもがまんするし
かない。

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