このページは中学校2年理科『生物』/takaの授業記録2003です

消化酵素のまとめ

                   2003 11 18(火)
                   各教室
 このページは2005年夏、当時を思い出しながら書き起こしたものですが、弱くなった記憶を頼りにしています。内容が薄くなっていますが御容赦下さい。

 2学期期末テスト直前であること、また、本時の内容は必ずテストに出題されることを予告した上で授業を展開した。図1の学習プリントを見て分かるように、暗記しなければならないことがたくさんあるので、集中力が高まった時期にまとめて指導した方が効果的であろうと判断したからでです。


図1 消化酵素のまとめ


授業の流れ
1 導 入

 本時の学習内容を知る

本時の学習内容
1 だ液に含まれる消化酵素は炭水化物をブドウ糖に分解する
(前時の復習)
2 からだの各消化器官は、それぞれ特別な消化酵素を出す
3 消化酵素は、それぞれ決まった食物を分解する
4 分解された食物は、小腸の柔毛あるいはリンパ管から吸収される

2 教科書を読む
 代表生徒(自発的に挙手した生徒)に読ませます。本文だけでなく、図表についても音読させるようにしましょう。どこから読むのか順序は決まっていないので、代表生徒に任せます。先生も他の生徒もどこから読むのか興味をもって聞き入ることになるでしょう。

3 教科書の補足説明
 前時に学習しただ液に含まれる消化酵素アミラーゼについて詳しく説明すれば、他の消化酵素のはたらきについては生徒自ら理解できるでしょう。ただし、分解された最終物質が吸収される場所(小腸の毛細血管、あるいは、リンパ管)については、理科便覧などの写真や図を使ってていねいに説明する必要があります。

これまでに学習した内容
1 消化器官の名称
2 食物とそれが消化された最終物質名

生徒が新しく暗記する内容
1 消化器官から出される消化酵素名
2 最終物質が吸収される場所(小腸の毛細血管、あるいは、リンパ管)

4 消化酵素のまとめ
 教科書や理科便覧の図表を参考にしてまとめさせます。図2で示したB君は、模式的な形で食物を表しています。また、Cさん(図3)は、必要項目が分かりやすくなるようにシンプルにまとめています。


図2 B君がまとめた食物と消化酵素の関係


図3 Cさんがまとめた食物と消化酵素の関係

5 復習の時間
 市販の問題プリントを使って期末テストのための自習をさせます。時期が迫っているので意欲的に学習が進むでしょう。クイズ形式で出し合う生徒の姿もたくさん見られるでしょう。また、生徒からの質問はほどんど出ません。暗記する内容が多いので、先生は机間巡視しながら軽く声をかけるだけで十分です。


授業を終えて
 2学期期末テストがんばって下さい。

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