このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録 3年(2008年度)です

2008年度
3年 理科の授業カリキュラム

はじめに
 今年度は、2年生3クラスと3年生2クラスを担当しました。各学年とも複数の先生で担当したので、授業内容と進度は常に調整しました。このページは3年生の授業カリキュラムと内容を簡単に示しますが、2012年4月完全実施の学習指導要領による新しい内容を中心に、いくつかの授業記録のページとリンクしています。

3年物理学 運動とエネルギー
・先生の自己紹介
・理科の授業の進め方(年間計画、学習プリント)
ニュートンの運動の3法則
時間の矢(時間は1つの方向へしか進まない)
時間の単位とその変換(秒、分、時間、日、年)
速さの計算練習
・いろいろなものの速さの単位(時速、分速、秒速)
※中学生は、光や音の速さに興味がある。私が提案した地震の速さは・・・
実験1 だるま落とし(慣性の法則)
・運動の第1法則
実験2 記録タイマーで速さを測る
・記録タイマーの打点回数と時間の関係
実験3 ガリレイの落体実験(思考実験)
・曲面を転がる物体の理想的な運動
・斜面から水平面へ転がる物体の理想的な運動
実験4 自由落下する物体の速さ
 →0.1秒毎の落下距離は、時間に比例する
実験5 自由落下する物体の距離
 → 落下距離は、時間の2乗に比例する
実験6 斜面を滑り落ちる台車
 → 斜面の角度と台車の速さの変化は相関関係がある
10 実習7 台車に働くいろいろな力
・水平面や斜面にある物体に働く『重力』『滑り落ちようとする力』『垂直抗力』
・平行四辺形の法則
11 運動の第2法則(F=ma)
・距離と時間、速さと時間、加速度と時間、それぞれの関係の関係
12 実験8 等速直線運動
・斜面から水平面へ転がる台車の0.1秒毎の移動距離
13 実験9 ペットボトルロケット
・作用・反作用の法則(ニュートンの運動の第3法則)
・やったら、やった分だけやられる(抗力)
14 振り子で調べる力学的エネルギー保存の法則
 → 位置エネルギー+運動エネルギー=一定
15 いろいろなエネルギー
・エネルギー保存の法則(熱力学の第1法則
16 実験10 ガスバーナーで水を加熱する
 → 加熱時間と水の温度は比例する
17 実験11 2つの水を混ぜる
・質量(g)と熱量(cal)は足し算できるが、温度(℃)は足し算できない。
・熱エネルギー保存の法則から、混ぜた水の温度が計算できる

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3年生物学 細胞と生物のふえ方
1 観察1 ほおの内側の細胞
2 観察2 いろいろな植物の細胞
・動物細胞と植物細胞の基本構造の比較
3 観察3 果実をつくる細胞
・多細胞生物がつくる階層『個体』『系』『器官』『組織』『細胞』
観察4 いろいろな動物の細胞
・動物の分類1 単細胞生物と多細胞生物
5 細胞分裂の手順
6 観察5 細胞分裂
・ソラマメ、ヒヤシンス、タマネギ
観察6 種子植物の生殖
・1年生の復習
8 観察7 胚、種子、果実
・いろいろな植物の果実を持参して解剖する
9 観察8 動物の有性生殖
・カエルの卵割(受精から孵化、変態して大人になるまで)
10 観察9 生殖細胞(卵子と精子)のでき方
・減数分裂と体細胞分裂
11 実習10 ABO式血液型
・自分の血液型について調べる
12 メンデルの実験
・教科書を読んで、クローン生物の説明
13 実習11 ピーターコーンの種子
・黄色:白=3:1(分離の法則)

写真左:黄色の種子を数えて!
14 問題プリント
有性生殖と無性生殖
15 問題プリント
・生物学のまとめ

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3年化学 物質と化学変化の利用
1 物質の変化の分類
・マッチを何秒燃やせるか
 →燃焼という現象の観察、マッチの使い方
実験1 消したろうそくに火をつける
・有機物(ガスバーナー、紙、木)の燃焼
・有機物+酸素→二酸化炭素+水
3 実験2 Cuの酸化
・Cu+O2→CuO
4 実験3 水素の燃焼
(1)水素をつくる
(2)水素を空気中で加熱する
5 実験4 酸化胴の還元
6 実験5 食塩水でつくる化学電池
・金属の組み合わせと発電量
・10円玉、1円玉の持参
7 実験6 フルーツ電池
・フルーツの持参

3年 科学技術と人間の生活
1 (1)電気エネルギーの作り方
(2)エネルギー利用の問題点
2 (3)エネルギー利用の現状と今後の課題

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3年地学 地球と宇宙
1 宇宙のはじまり
・137億年前のビッグバンから現在まで
2 観測1 銀河系と太陽系の地球
・銀河系から見た地球の位置
3 観測2 宇宙から見た地球の時間と方位
・時間と方位は、太陽を基準にして決められる(宇宙から見た時、絶対的な時間と方位はない)
4 観測3 地球(日本)から見た太陽の動き
(1)1日の動き(日周運動、春分と秋分)
(2)1年の動き(年周運動)
5 観測4 透明半球で太陽の動きを観測する
・ある1日の太陽の動き、
6 観測5 地球(日本)から見た天体の動き
(1)1日の動き(日周運動、春分と秋分)
(2)北天、南天、西天、東天の動き
7 観測6 1つの恒星としての太陽
・標準的な星としての太陽
8 観測7 金星の見え方
・『天の北極から』見た金星と『地球から』見た金星
9 観測8 月の満ち欠け
・『天の北極から』見た金星と『地球から』見た金星
10 観測9 88星座と黄道12星座
・太陽を中心にした『宇宙から見た星』と『地球から見た星座』
11 観測10 南中高度の変化
・地表から見た『南中高度』と宇宙から見た『太陽の地表の関係』

3年生物学 自然と人間
1 観察1 食物連鎖
・地上、水中における『食う食われるという生物どうしのつながり』
2 実習2 土の中の生物の採集
・屋外採集、および、観察
3 観察3 土の中の生物
・肉眼、ルーペ、双眼実態顕微鏡による観察、および、スケッチ
4 実習4 寒天培地による微生物の培養
・自家製シャーレによる
5 実験5 寒天培地で増殖した微生物

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