このページはアクティブラーニングを斬る!Mr. takaによる、若手教師のためのワンポイント・レッスンです

1 アクティブラーニングって何?

1 おそらく実態はこうだろう

 中学校で平成33年度から完全実施される学習指導要領の骨子を草案したとき、おそらく、大学関係者の意見を中心にしただろう、と思われます(平成28年11月23日掲載)。

 幼稚園や小中高の現場を知っている人が発言できる状況であれば、「この言葉は不要」と指摘できたはずです。アクティブラーニングという言葉は、アクティブでない学生しかいない現場を見た人、そうした現場しか知らない人が提案したものでしょう。昔も今も、公立の学校は非常に活発です。むしろ活発過ぎて、教員数が足りません。このページの趣旨から外れますが、いじめや子どもの自殺は、活発な活動を受け止めることができる大人や教師が不足していることが原因です。子どもはとても活発なのです。

 公立中学校の現場を知りたい方、私の考えに疑問をお持ちの方は、私のHP『中学校理科の授業記録』や『Mr. takaによる、若手教師のためのワンポイント・レッスン』をご覧ください。授業見学に来てください。活発かつ能動的に活動する子どもたちの姿を目の当たりにすることができるでしょう。私が就職した昭和59年から現在(平成28)まで、毎日アクティブラーニングを実践しています。これからも永遠に続くでしょう。

 すでに活発に活動している人に対して、「活発にすることが大切だ」と言ってもポカンと口を開けるだけです。すでに笑っている子どもに対して、「笑うことが大切です」と話しても意味不明です。むしろ、結果は逆です。きちんとできている現場は混乱し、笑っている子どもから笑顔が消える、という結果を招くことになるでしょう。

 さて、次にもう1つ、大学関係者や研究者主体の考えであることを示す資料があります。それは、幼稚園や小中学校で使わない語句を使っている点です。次のページをご覧ください。

2016年11月23日(勤労感謝の日)

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